小説ブログ

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このブログ内の小説は、すべてフィクションです。
実際の人物や、組織、団体とは一切関係がありません。
これらの中から、受けた一切の影響について責任を持ちません。
ので、それでもいいかたのみ、ご覧になってください。

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ど田舎のセット
畑で、農作業をしている
田中めぐみ「ああ、今日も暑いな」
なすびを収穫する
よくうれたなすびを籠に入れていく
田中めぐみ「ああ、疲れた、休憩」

宇宙人登場
宇宙人「めぐみ、大丈夫か」
田中めぐみ「
 は・はい、誰ですか

宇宙人「
 あなたたちがシリウス星とよぶところからやってきました。
 今日は、我々の重要な作戦のため、
 話をしに来ました。
 めぐみさん、あなたは、選ばれたのです。

田中めぐみ「
 選ばれたって、どういうこと

宇宙人「
 我々と一緒に仕事をするのです。

暗転
セット変わる
ufoの中
田中めぐみ、寝台の上に横たわっている
宇宙人近づき、たなかの顔に何かをあてる
田中めぐみうめく、
田中めぐみ「うぐぐぐぐ」
宇宙人「
 めぐみ、これから、私のいうことをきけるようになりました。

田中めぐみ「
 こ・これって、あぶだくしょんですよね

宇宙人「
 その通り、
 君は、我々の指示を受けるよう選ばれました。

田中めぐみ「
 な・何を・・・しろっと

宇宙人「
 この星の運命を変えるのです

曲が鳴り響く
宇宙人「
 この星では、争いが絶えない。
 一方、環境破壊が深刻で、
 フロンガスの排出はとまらず、オゾン層が破壊され続けている
 それだけでなく、放射能のリスクは高まり続け、
 いずれ、巨大な汚染につながるだろう。
 いろいろなよくないものが、蔓延している
 君たちは、豊かさを追い求めるばかりで、リスクについて
 何も考えていない。
 君たちは、サルが、手を木につっこんで、
 中のものを取ろうとして
 抜けなくなっているのと同じだ
 君たちは、本質的な考え方を変えなければいけない。
 しかし、変え方を知らない。
 知っている人も、いるが
 暴力がそれを封印している。
 悪しき、暴力が君たちを破滅に導いている
 この星の行く末は99%破滅だ。
 君は、そこで、この星のいきのこりを
 確保する仕事をしてもらおうと思っている
 選ばれた人を、確保する仕事だ。
 彼らを、そのとき、我々は
 運び去る。
 そのとき、地球が終焉を迎えるとき
 彼らは運び去られ、
 地球が再び住めるようになるまで、
 彼らは、別の場所に暮らすことになる。
 あるいは、地球がもう二度と住めないのなら、
 別の地球に似た環境の星
 に移住させる。
 われわれは、あなた方が
 平和な文明を築くまで、
 何度も同じことをする

たなか「
 平和な文明ですか

宇宙人「
 今回は、人間は、
 核兵器やら、武器ばかり作った
 前もそうだった。
 実は、火星がそれだった。
 われわれは、地球も同じような環境にし、
 火星を教訓にできるようにしたが、
 残念ながら、もう無理のようだ。
 天体を観測させ、 
 火星の惨状をつぶさに観察させたのであるが、
 現代人は、ほかのことに気を取られ、
 だめだった。
 平和な世の中が生まれることは、
 ごくごくまれにある
 そのような社会は、非常に多くの
 ものを作り出す。
 我々は、彼らに知識を授けるが、
 彼らは、我々に、
 さまざまな我々の知らないことを教える
 今回の文明の人々も
 様々なことを教えてくれた。
 しかし、破滅したら意味がない。
 原始段階の人々は、
 多くの教訓を我々に教えてくれる。
 非常に興味深い研究になる。
 さあ、もういきなさい

暗転、畑のセットに戻る
田中めぐみ、畑の中で寝ている
田中めぐみ、あたりを見渡す。
首をかしげる
田中めぐみ「
 あ・あれ、何してたの

気にせず、作業を続けようとするのであるが、
ふと腕時計を目にする
あっと声を上げる
田中めぐみ「
 1時間たってる
 たしか、このなすびをとったとき1時間前だった。
 1時間なんで寝てたんだろう

田中めぐみ、しばらくして、なすびを集め始める。
宇宙人の声「
 やあめぐみ
 普通なら、選ばれた人間は、
 このあと、じわじわ埋め込まれたことを自覚する
 君は、特別なので、
 もうすぐに気づかせる
 覚えてないだろうが、
 君は、頭の中に、特別な物質を埋め込まれている
 そのなかの受信機および発信機で、
 君は、自分の考えをわれわれにつたえることができるし
 われわれのメッセージを聞くことができる
 

田中めぐみ、なすびをとるのをやめる
めぐみ「
 い・いったい

宇宙人「
 さあ、君は選ばれた。
 われわれのいうことを実行するんだ。

めぐみの心の声「
 なにこれ

宇宙人の声「
 発信機で、君の思いを我々に伝えることができる

めぐみの心の声「
 は・発信機

宇宙人の声「
 さあ、行くんだ。

たなかめぐみ立ち上がり、
歩き出す。
暗転

コンビニのセット
めぐみ、とある事件に遭遇
店員「
 やめろっていってんだろ

客「
 やめたくってもやめれないんだよ

客、店員の制止をふりきり、店の中で奇妙なダンスを踊る
めぐみ「
 そのダンスは、このお店が、つぶれるということを暗示してます。

店員「
 つぶれるってどういうことだ。
 わけのわからないことをいうんじゃないよ

客、踊りが止まる
客「
 ああ、止まった。
 ああ、よかった。ありがとうありがとう
 なんで、とまったんだろう。
 なんでです。

めぐみ「
 わかりません。
 なぜか、声が出たんです。


店員「どうでもいいですが、もうやめてもらえませんか」

客「
 できれば、やめますが、
 また、やりたくなったら来ますよ

店員「
 け、警察呼びますよ


客「
 呼ばれてもやりますよ。
 とめてくれるんならそのほうがありがたいわ 

客、めぐみのほうを見て、
客「
 いやあ、偶におかしなことになるんです。
 いつもじゃないんですが、
 今日は、いつもよりひどかったんです。
 助かりました。
 また、発作が起こればお願いします。

めぐみ「
 発作ですか

客「
 この間も、四六時中踊ってたんです。
 やめろといわれたら
 やめれたんですが、
 人がいなくなると、踊ってしまう

宇宙人の声「
 彼と連絡先を交換するんだ

めぐみの声「
 こ・こんな変な人と

宇宙人の声「
 一人で何もできない。
 彼の働きがどうしてもいるんだ。

めぐみ電話番号を聞く
客「
 私も、発作が起こったらすぐ連絡します。

めぐみ「
 か可能な限り早く向かいます

宇宙人の声「
 彼は、我々のmessageをダンスにして表現する人間だ。
 ダンスとは縁もゆかりもない人間だが、
 一流プロ並みのダンスを踊っている
 彼のダンスは、マイケルジャクソン、mcハマー並みだ。
 この世の中には、彼のような特殊な才能をあたえられた
 あなたもその一人だが、
 選ばれた人間がいる場所に行き、彼らを集めるんだ。
 やがて、私たちはあなたたちを使い
 あることをしようと考えている
 今は、知らなくてもいいそのとき教えよう

暗転
セット変わる
中古車センター内
店員「
 お客様こちらはどうですか
 燃費もいいですし、
 何より、前の方は、たまに乗るだけだったので、
 年数に比べて、走行距離が極端に少ない
 掘り出し物です。

客「
 う~ん、
 なんきろ

店員「
 なんとまだ1500です

客「
 それって、新品とかわらないじゃん

店員「
 年数は4年たってますが、
 前の方は、女性の方で、たまに遊びに行くとき以外は乗らなかったそうです。
 たばこも座れなかったそうですし、
 新品同然ですね。

客「
 おいくらですか

店員「
 なんと、70万円です

客「
 新品より若干安いだけですね

店員「
 今回、お客様にご挨拶もこめ、
 20%オフで特別にご提供させてもらいます。

客「
 56万か、安いな、よし、じゃあ、
 お願いします

店員「
 今後ともよろしくお願いします

店員、客を店の中に案内する
めぐみ、客として案内される。
店員「
 今日は、どのようなのをお探しでしょうか

めぐみ「
 あ・ちょっと、きれいな感じで、
 走行距離の少ないのを

店員「
 それでしたら、こちらなんかどうでしょうか

店員先ほど売れた車を指さす
めぐみ「
 それさっきうれてましたよ

店員「
 ああ。そうですか、
 実は、このtypeは、何台もありまして、この1台だけではないんですよ
 まあ、ネタを明かすと、
 こちらの商品は、税金対策で購入されたような品物なんですね

めぐみ「
 税金対策

店員「
 要するに、とある会社さんで、経費名目で購入されたものなんですが、
 要するに、その分、利益がなくなるわけですよね。
 会社はそれを保有するわけですが、
 まあ、ちょっとたってから、中古車として売るわけです
 そうすることで、まあ、ある年の税金を少なくしてるわけです。
 走行距離もすごく少ないですが、
 あんまり少ないとあれなんで、
 適当に、われわれが乗って、メーターを上げてるんです。
 ですんで、新品とほぼ変わりません
 よく売れるので、在庫はあと少しです。
 

めぐみ「
 ええそうなんですね。
 じゃあ、1台買いたいんですが、
 ああ、そう、私は今日は、選ばれた人を探しに来たんです

店員「
 へ

めぐみ「
 こちらに、宇宙人に選ばれた方がいらっしゃるようなので、伺いました。

めぐみ、適当に、礼をして、ほかの商品を物色しはじめる。
店員「
 あんな、断り方初めてだ。
 変な客だな。

宇宙人の声「
 彼がそれだ。
 彼に、話しかけなさい

めぐみの心の声「
 えっ、でも、何の変哲もないただのセールスマンみたいですけど

宇宙人の声「
 とにかくはなしかけなさい。

めぐみ、さっきの店員に近づく
店員「
 あのぅ、選ばれた人ってもしかして、
 私のことじゃないですかね

めぐみ「
 はい、らしいんですが、
 なにかできますか

店員「
 あ、もしかして、これじゃあ

店員、自信のノートを見せる
めぐみ「
 なにがかかれてあるんですか

店員「
 じつは、わたくし、ギリシア弁論術に興味があるんです。

めぐみ「
 弁論術ですか

店員「
 販売にいかせればと思い、勉強を始めたんですが、
 今では、誰にもまけない自信があります。
 試しにやってみますか

宇宙人の声「
 まずは、ほかの店員とさせるんだ

めぐみ「
 あ、あの、私へたくそなんで、ほかの店員さんとやってもらえませんか

店員「
 ああそうですか。
 まあ、ちょうど暇な時間ですし、
 ぃぃですよ
 あつ、中島くん、
 今から弁論をしないか

中島「
 山中さん、勤務中なのに、変な遊びしてていいんですか

山中「
 ぃぃんだよ。
 これは、俺のライフワークだから
 絶対に、負けないことをお客さんに見せないといけないんだよ

中島「
 な、何するんですか

山中「
 な、まずは、議論する題材を決める。
 そして、ルールを決める
 する、
 勝ち負けは、競技者だけだと、双方のまあ、
 なんというか、適当な採点で、きめる。
 しかし、こういう風に、第三者がいる場合は、
 前もって決めておいた基準で、その人が採点して決める
 とこういう仕組みだ。
 今回は、そうだな、なんか議論したいことはあるか

中島「
 じゃあ、大阪か東京どちらが、日本の中心かというのはどうでしょう

山中「
 どっちが、大阪派だ
 それはアンフェアだ。
 どう考えても、東京が日本の中心だろう
 こういう場合は、ハンディを付ける
 大阪派は、15点無条件で与えられる
 

中島「
 100点満点ですか

山中「
 その通り、じゃあ、俺大阪な

中島「
 う~ん、実は、実家大阪なんすよ

山中「
 そうか、
 それもアンフェアだ。
 私の実家は、群馬だ。
 実家でないところを応援することになる。
 ということで、その分を考慮し、
 今回は、イーブンだ。

中島「
 …、なんか、本当に勝ちに来てますね

山中「
 いや、これは、弁論の試合において非常に重要なこと。
 当たり前の話だ。
 事前に、公平さを審議しあうのは、当たり前の話で、
 それで9割がた時間がなくなることも多々ある。
 じゃあ、次に採点の方法について、
 競技のルールについて、決めようじゃないか

中島「
 う・・・

山中「
 今回は、こちらのお客さんがジャッジをしてくれる。
 お客さんの中で、採点してもらって、それで決める。
 競技のほうは、まあ、お互い5分ずつ、論点を主張しあい、
 最後に自由討論、10分を最長時間に設定しよう。
 その間にギブアップもありだ。
 あまりに、きついと感じたら、素直にギブアップできる。
 今回は、先輩と後輩の関係だが、
 それは、一切気にしないでほしい
 では、始めよう。

中島「
 わ・私から

山中「
 じゃあどうぞ

中島「
 お・大阪は非常に歴史の深い街です。
 それに、人口も多い。
 まあ、東京よりは少ないですが、
 文化の中心でした。
 日本の中心というと、
 たしかに、東京が一歩リードいや、10歩リードしてます。
 だれもが、
 東京だというでしょう。
 しかしですね、
 ここを覆す証拠がいろいろとあるわけです。
 その一つは、
 これです。
 そう、
 大阪は実は、あの有名な暴力団がある場所なんです。
 まあ、たしかに、今は分裂中ですが、
 いずれ、合併するでしょう。
 東京に本拠をもつ二つの大きな暴力団
 こちらもたしかに規模は大きいですが、
 大阪のに比べると格段に小さいのです。
 そして、もう一つ、
 大阪は、吉本興業が発祥の地なんです。
 テレビをつけても、吉本のタレントが一日中どこかの局の番組に
 でているという状態です。
 こういうことを鑑みると、
 どうかんがえても、大阪が中心だといわざるをえないんです。
 たしかに、東京のほうが、人口も多いし、
 会社もたくさんありますし、
 お金のにおいがぷんぷんします。
 しかし、その中で、幅を利かせているのが大阪のこの2つの団体なんです。
 つまり、
 大阪が生んだこの二つの団体が東京を乗っ取っている
 こういう構図が見え隠れするんです。
 なおかつもう一つ理由はあります。
 そう、パナソニックです。
 大阪が本拠地のパナソニックは、
 兄弟会社サンヨーを非常に有利な条件でtobし、
 破竹の勢い
 プラズマの撤退も逆手にとって、大躍進劇です。
 正直、大手家電で
 一番勢いがあるのはどこかといわれ、だれもが、パナソニックだと答えるでしょう
 企業カンパニー制の先駆者で、同じ会社内なのに、同じ商品を作っているという
 けったいな現象まで生んだのですが、
 それなのに、また逆戻り、
 非常な高収益体制構築中のようです。
 同じ大阪本拠のシャープは、自滅外資鴻海にのっとられようとしてる模様です。
 大阪にはまた、京セラ、キーエンスという2大爆益企業もあります。
 こういうのを鑑みると、東京に本拠がある、ソニーやら、日立やらに比べ、
 大阪に本拠がある会社は、勢いが違う。
 まさに大阪の時代到来の予感。
 時代は、大阪中心だといえます。
 以上です

山中「
 ほほう、やるなあ
 今の話は、詭弁法という技術をけっこううまいこと使ってます。
 知ってますか詭弁法

めぐみ「
 いえ

山中「
 話の中に巧みに、
 嘘を盛り込んでいるんです。
 まあ、今回のケースは、大阪が日本の中心だといいきった部分です。
 正直、これは誰もが違うというでしょう。
 日本の中心は、東京だと。
 いや、東京、横浜そして、千葉の3大都市圏だと。
 東京ディズニーランドは、千葉にあるだろと。
 だから、千葉も東京なんです。
 千葉のその辺に住んでいる人も思ってるはずです。
 われわれは東京大都市圏の住人なんだと
 大阪も神戸、京都の3大都市圏を形成していますが、
 規模は雲泥の差。
 だれもが、東京の規模の大きさをもって中心の称号を与えるでしょう。
 ところで、詭弁法というのはいったいなんなのか。
 そう、彼は大阪が日本の中心だと言い切りましたが、
 その部分です。
 つまり、嘘を言い切ること。
 これ詭弁法です。
 どういう効果があるのか何故詭弁法というけったいな名前がついているのか
 お教えしましょう
 要するに、真実をそうだと言い切ったとして、何んの面白みがありえましょうか。
 なんもありません。
 だって、当たり前だからです。
 しかし、嘘をそうだといいきるとどうですか。
 そんなばかなとなります。
 何を言ってるんだと
 反感を買うかもしれませんが、
 興味を引き付けるかもしれません。
 これが詭弁法のオーソドックスな効果です。
 興味を彼は、引き付けました。
 そして、話の論点を絞り込んだわけです。
 そう、大阪の隠れた魅力について。
 一体、何が隠されているのか
 聞き手は非常に興味をそそられました。
 そして、その興味は、彼の饒舌により、満たされました。
 そう、暴力団、そして、吉本興業の発祥の地だと。
 また、家電大手で最も勢いのあるパナソニックの本拠地だと。
 また、京セラ、キーエンスもあると。
 有名な大阪出身の会社やら、組織やらの名前を羅列して、
 いいきってしまいました。
 正直、私も、こういわれると、ああそうかそういう見方もあるかもと
 思ってしまった一人です。
 しかし、それでは、この弁論大会は、
 終わってしまいます。
 わたしは、非常にくるしい中、
 ありったけの知識を動員し、戦うことを強いられています。
 正直、かれが、大阪について、これほどの、詭弁法という
 非常につかうと強力な技術を用いて、
 論理的整合性を持たせ、
 説得をたたみかけてくるとは、予想だにしませんでした。
 弁論でハンディにこだわりましたが、
 彼のこの用意周到なことを知っていれば、
 ハンディをお願いしたに違いありません。
 私は、非常に厳しい状況です。
 このような厳しい状況の中ありたけの知識を動員し、立ち向かおうと
 考えております。
 ではわたしは、こういいましょう。
 そう、大阪の衰退についてです。
 何故、維新の党というローカル政党が産声を上げたんでしょうか。
 そう、衰退中だからです。
 このままでは、いかんと、
 どげんかせんといけんといったのは、熊本の東国原知事です。
 大阪の橋下元党首は、こういいました。
 大阪を大阪都にすると
 都構想をぶちあげました。
 そして、それは住民投票により否決され、
 彼は政界を去りました。
 まあ、惜しい人を失いました。
 これも大阪にとり、手痛い打撃だったに違いありません。
 何せ、衰退中ですから。
 一部は、確かにいけいけです。
 ぐいぐいきてます。
 しかし、全体的にみると、衰退中なんです。
 なぜか。
 それは、まあ、
 東京の一極集中、
 東京にいたほうが、仕事がしやすいからです。
 それだけの話です。
 仕事がしやすい、それだけチャンスがある。
 だから、東京に人が会社がそして、お金が集まるのです。
 東京の地価はなお上昇中のようです。
 そりゃそうでしょう。
 東京事態がバブルなんです。
 まあ、いずれ、このつけをはらわさせられるでしょうが、
 今は、誰も止めれません。
 そう、東京が一番だからです。
 一番、大きい。人口が多い。すべてにおいて一番です。
 よって、わたしの話は、終わりますが、
 東京が中心という命題は、完璧に証明されたと考えます。
 ありがとうございました。
 中島君、まだ、論じたいことはありますか
 最初の取り決めだと、最大10分のフリーディスカッションの時間を決めていたが、

中島「
 ・・・、たしかに、大阪は、橋下代表による、
 都構想が、却下され、それは、
 確かに手痛い打撃でした。
 府のまんまですからね。
 しかし、たとえば、山中さんが
 まあ、そうですね、がんをわずらったとします。
 そのがん細胞は、たしかに、ほっとけば
 いずれ、山中さんを死に至らしめるでしょう。
 しかし、
 切除すれば、
 それは、山中さんを殺しえない。
 のこっていなければ、飛散しなければ、
 未来永劫山中さんを殺しえないのです。
 何をいいたいかというと、
 山中さん、あなたは、重大な欠点を
 残してしまった。
 何か、
 そう、あなたは、東京はバブルだといってしまった。
 大きすぎだと。
 そんなところが日本の中心だといえるでしょうか。
 いいえ、いえません。
 日本の中心は、すべてにおいて、均等な発展をとげないといけない

山中「
 やはりそうきたか。
 どんな論者でもいきなりだと、このようなミスをよくします。
 あたりまえです。
 しかし、弁論の経験者顔負けの展開ですね。
 それはともかく、
 たしかにバブルといいました。
 バブルというのは、よくないからバブルなんです。
 バブルというのは、泡 つまり、いずれはじける
 そのままでは立ち行かない
 だからバブルなんです
 たしかにほっておいたら、いずれはじけ
 しゃぼんだまのように、
 消えてなくなります。
 否 消えるわけなどありえません。
 どうやったら、東京が忽然と、
 まるで、ゴーストタウンのように人が いなくなるというようなことが
 ありえましょうか。
 ちがうんです。
 そうじゃないんです。
 要は、
 バブルではなく、
 バブルに似たものなんです。
 ここが大事です。
 バブルに似た現象
 要するに、まあ、問題がおこる前兆が起こっている
 ということです。
 それは、中心地に特有の現象であり、
 東京の中心地であるということへのもう一つの証拠ともいえます。
 

中島「
 そうすか
 そうですね、
 たしかに、東京が中心だといわれたら、
 その通りです。
 先輩のおっしゃることは
 理路整然としており、
 なんかこう、
 まあ、
 おおきさのみを強調しているというか
 そういう感じがしましたね。
 大きいのみが中心なのか
 といわれると
 ちがいます。
 大きさではなく、
 そのおおきいところを牛耳っているところが中心なんです。
 どこか、
 まあ、そういうことです。
 以上です。

山中「
 なるほど、
 かなり、苦しいところですが、
 最後は、まとめてきましたね。
 こういう風に最後は、自分のほうが正しいと言い切る
 これが弁論の常套手段です。
 それを彼は完璧にmasterしてますね。
 はい、君は隠れ弁論家だな。
 わかった。
 君の実力はよくわかった。
 今回は、正直、ジャッジをお客様にしてもらいたいと
 考えていたが、
 今日のところはドローとしたい。
 

中島「
 あ~、やはり、先輩のほうが、勝ちだとは思います。
 まあ、私としても、全力を尽くさないと、失礼じゃないかと
 考えました。

山中「
 このように、定説をくつがえし、違うほうを勝たせる
 それが、弁論のごくいです。
 彼は、非常に、老獪な弁士のようです。
 こんな弁論という小さな競技人口の競技の
 競技者が、まさか自分の職場にいたとは。
 これは、面白い発見でした。
 お客様本日は、ありがとうございました。

宇宙人の声「
 彼とその同僚がその選ばれた人だ。
 彼らと連絡先を交換するように

めぐみ、連絡先の交換を願い出る
中島「
 かまいませんが、何か、お困りのことでもあるんですか

めぐみ「
 う・宇宙人が、そうするようにと

中島「
 宇宙人。はぁ、わかりました。

暗転、セットは、変わり、とあるオフィスに
めぐみ、そのオフィスの中に入る
会社員「
 あ・ぁの、どちら様ですか。

めぐみ「
 あぁ、会いたいかたがいらっしゃったので、伺いました。

宇宙人「
 彼女がそれだ。
 彼女に特技を聞くんだ。

めぐみ「
 あ・あのう、いきなりで、ごめんなさい。
 特技はなんですか

会社員「
 えっ、
 特技というか、私、私、実はスタントマンなんです。

めぐみ「
 こちらは、スタントマンの会社ですか

会社員「
 えっ、ただの商社ですよ
 いろいろと扱ってますが、
 スタントマンは、休みの日の小遣い稼ぎなんです。
 スタントマンだけでは、まあ、私は女性ですが、
 スタントウーマンというかスタントの仕事だけでは
 生活できないので、休日だけにすることにしてるんですよ。
 あ、あの会いに来たのって私のことでしょうか

めぐみ「
 はぃ

宇宙人「
 彼女とも連絡先を交換するんだ

めぐみ、連絡先を交換してもらう
会社員「
 あ、あの、そんなに有名じゃないんですけど、
 女性用のスタントは、結構やってまして、
 そうですね、この間は、中国映画だったんですけど、
 背格好がだいたい一緒の女優のスタントということで、
 呼ばれまして、急きょ、連休を利用していったぐらいで、
 この世界はやっぱり、背の高さとか、
 まあ、胸とかお尻とかが、だいたい一緒の人、
 あと髪型も、スタントですから、かつらだととれちゃうかもしれませんから、
 こんな髪型でとか、容姿で、大体、絞られちゃうんで、
 この人しかないとなったら、世界からお声がかかってきちゃうんですよ
 本当は、女優になりたかったんですが、
 やっぱり、競争が激しくて、
 気が付いたら、けっこう年をとってしまってて、
 でえ~、のこってたのが、これしかなかったんですよね
 戦隊ヒロインとかやってみたくて、
 そういう学校にいってたりもしたんで、
 そんな仕事しかオーディションにいっても
 うからなくて、
 しぶしぶやってたら、
 それなりに有名になって、今に至るんです。
 本当は、仕事といっても年に数回あるぐらいで、
 副業というより、趣味の色合いが強いんですが、
 でも、せっかく始めた仕事なんで、
 続けていこうかなと思ってるんです。
 あ、あの~なぜ私にあいに来たんですか。

めぐみ「
 宇宙人に会いにいけと言われたんです

会社員「
 宇宙人ですか
 私も昔、さらわれたことがあったんですよ
 なんか、目の前に光線があらわれて、気が付いたら、
 なんか寝台にねかせられていて、
 宇宙人が近づいてきたんです。
 気づいたら、家で普通に寝てたんですが、
 なんか、手にあざができて、それが、連れ去られた証拠としてのこされたんじゃないかなと
 思ってたんですが、
 ああ、そうですか。
 そういえば、明日、スタントをするんですよ
 よかったら見に来ないですか。
 

めぐみ「
 まあ、素敵


会社員「
 宇宙人つながりで、友達ができるなんて
 昔友達ですったもんだがあったんで、
 あんまり、交友関係を広げていこうとは思ってなかったんですが、
 これも、何かの縁ですし、じゃあ、あしたいらっしてください。
 私、平洋子といいます。よろしく

暗転、会社員のスタント場面
めぐみ「
 洋子さん、大丈夫ですか

洋子「
 めぐみさん、
 来てくれたんですね
 そう、これから、スタントなんです。
 これから、車がつっこんでくるので、はねられる役です

めぐみ「
 えっ、はねられるって、ケガしないんですか

洋子「
 えっ、わかりません。
 でも、やらないと
 やれっていわれたら、
 いままで、いろんなスタントをやってきましたけど、
 こんなのめじゃないです
 自動車にはねられるのって、
 こつさえつかんだら、ちょろいんです。
 要は、ぶつかったときは、そんなに大丈夫なんです。
 でも、地面に叩きつけられるとき、きちんと、受け身を取れば大丈夫なんです。
 じゃあ、いってきます

洋子、幕の中へ、
監督の声「
 3・2・1はいすたーと

車の音
洋子吹き飛ばされる
クッションの中へ
監督の声「
 洋子さん大丈夫ですか

洋子、立ち上がる
洋子「
 はい~、何とか大丈夫です。

監督の声「
 今ねえ、車がぶつかったとき、
 ブレーキがかかりすぎちゃったから
 もういっかいいきますね

洋子「
 はい

洋子幕の中へ走っていく
同じ要領で、洋子吹き飛ばされる
監督の声「
 もういっかいいきましょう

洋子「
 ざけんじゃねえよ
 ばかやろう、
 やってられるか

監督やってくる
監督「
 いや、洋子さん
 今のでもいいんですけどね、
 ていうか洋子さんは完ぺきだったんですが、
 運転手がね
 どうも、びびりすぎてるっていいますかね、
 なんとかあとワンテイク
 ギャラをあげますから

洋子「
 こっちは、死ぬかもしれないところ、ちゃんと
 何日もかけて、入念にシミュレーションして、
 やってるんですよ
 それなのに、
 2回も失敗って、
 どういうことっすか。
 まあ、
 やりますけどね、
 次ちゃんとするように、
 はっぱかけといてください。

洋子同じ要領で吹き飛ばされる

監督「
 はい、カット、
 もうやめましょう。
 洋子さんおつかれ

洋子おきあがらない
監督とんでくる
監督「
 洋子さん、大丈夫ですか

洋子「
 あ・足を、折れてるかも

監督「
 あ~、まじっすか
 どうしようかな
 じゃあ、今回は、ギャラは払うんですが、
 代役を立てます。
 あ~あ、つかえねえな

監督去っていく
洋子「
 ぐぞ~
 保険って治療費しか出ないんだよ
 どうすんだ明日から

洋子、めぐみに肩をかりながら、足をひきづる
洋子泣きながら
洋子「
 なんで、
 友達に来てもらってる時に
 こんなぶざまな姿さらさなきゃいけないんだよ
 あ”~

めぐみ「
 と・とにかく救急車ですね

宇宙人の声「
 彼女は、天才的な計算をする人間だ。
 今回は、あほ監督が、スピードを出させすぎたので
 こうなったが、
 彼女の計算は、正しかった。
 とうとうこの時が来た。
 彼女と活動を開始せよ


めぐみの心の声「
 活動ってなんですか

宇宙人の声「
 この星が滅びるとき、
 生き残りを確保する仕事だ。
 あなたがたの中で、
 選ばれた人を探すんだ。
 まず手始めに、コンビニで知り合った男性と、
 駅前でダンスパフォーマンスをするんだ。

めぐみの心の声「
 そ・そんなの恥ずかしすぎます

宇宙人の声「
 なら、こうだ。

めぐみ頭を抱える
宇宙人の声「
 あなたの体の中に、われわれからの信号を受信するものを組み込んだ。
 今、ものすごくはずかしい気持ちを感じているはずだ。
 やるんだ

めぐみ「
 はぃぃぃ

洋子「
 あ・あの、救急車よんでもらえない

めぐみ「
 あ・はい、今すぐ

暗転
駅前
めぐみ「
 佐藤さん、よろしくお願いします

佐藤「
 なんで、駅前で踊らないといけないんだ。
 大体、私は、踊りたくて踊ってるんじゃないんですよ
 体が勝手に動くからしぶしぶ踊ってるだけの話で

めぐみ「
 なんか、プロダンサー顔負けらしいですよ

佐藤「
 いや、私も、なんか、やたらと、よく動くなと
 きれがこう、すごいなと思ったりもするんですよ
 でも、まあ、なんていいますか、
 勝手に動くだけですから
 まあ、あとちょっとまって、動かなかったら、帰りましょう

しばらく待つ
佐藤「
 うん、今日は、だめみたいですね
 まあ、私もダンスなんて、何の興味もない人間ですから、
 まあ、それでいいんですけどね
 じゃあ、帰りましょう

めぐみ「
 あ、待ってください

佐藤、帰る
佐藤、幕の手前で急に、ばくてんを決める
その後、ロボットダンスを踊りだす。
佐藤「
 めぐみさん、踊りが始まりました。
 訳してください。

めぐみ「
 あっ、
 宇宙人は、いるといってます。

佐藤「
 なんで、そんな簡単なメッセージのため、
 ここまで、だいそれた動きをしないといけないんだ。

佐藤、ロボットダンスから一転、奇妙な動きを始める。
佐藤「
 これはなんなんですか

めぐみ「
 あっ、・・・選ばれた人を探してるんだという意味みたいです。

聴衆が集まり始める
めぐみ「
 これは、大昔、やまとたけるが、遠征から帰って来て
 白鳥になったことをあらわしています。
 これは、平将門の乱で、むらむらが、結託して
 忍者の源流をつくったことをあらわしています。
 これは、ufoが、そういう事件をつぶさに観察していたことを
 あらわしています。
 今、立ち上がらねば、未来永劫にわたり
 地球から人類が消えてしまうというmessageです。
 やまとたけるも、平将門の乱で忍者を作り出した人たちも
 今もなお子孫がいるという意味です。

聴衆1「
 やまとたけるかどうか知らないがいいもの見せてもらった。
 いいねえ。
 うちは、小さいけど踊るスペースはあるから、
 偶にきて、踊ってもらえないか
 こういうもんです

佐藤、名刺をもらう
聴衆1「
 ずいぶん練習しただろう
 たぶん、一人だろうから、
 大勢で踊る基本とかは全然だめだろうけど、
 でも、すげぇ。
 すごみがある

佐藤「
 ああっ、認めてもらって光栄です。

聴衆1「
 どんなふうに練習したの
 mvとかパクッて

佐藤「
 あぁ。発作ですね

聴衆1「
 発作、どういうこと

佐藤「
 普通に暮らしてるんですが、時々
 むしょうに体が動くんです。
 自分では、練習してるつもりはないんですが、
 ずっと、うごかしているうちに、
 ああ、この動きはこのあいだのだなとか
 まあ、そんな感じで、なんとかなしです。
 彼女が・・・
 この間、コンビニで発作が始まって、 
 店主に怒鳴られながら、踊ってたんですが
 そのとき彼女がやってきて、
 とまったとどうじに、翻訳してくれたんです。
 それで、今回、彼女から、まあ、一緒に駅前でパフォーマンスを
 したいと連絡がありまして、
 でえ、まあ、発作をとめてもらったのもあったんで、
 また、とまらないとき、よぼうとおもってたんですが、
 まあ、発作がきたら、踊りますよっていうことだったんですが、
 見事にきまして、踊ってたんです。

聴衆1「
 なんかよくわからんが、発作がなけりゃおどれないのかい

佐藤「
 はい。正直、どんな踊りなのかもわかりません。
 まあ、プロでもないですし、
 これで、お金をもらおうという気持ちもありません。
 ただ、彼女がこいっていったからきただけです。
 私に取ったら、もしものときの保険ですから
 発作がすぐおさまったら、まあ、いいですが、
 ずっとおさまらないでおどりつづけないといけないときは
 彼女に来てもらう以外ないですから、
 あるいは、テレビ電話でみてもらって、
 翻訳してもらう以外ないですから
 今のところそれいがい止める方法がないですからね。
 

聴衆1「
 そ・そうか、気の毒だな
 変な病気で。
 でも、それをだな、
 まあ、踊りたいときに踊れるようになってもらったら、
 ぜひとも、うちで踊ってもらいたいね。
 なんかさあ、お宅らは、俺らの商売について
 どうおもってるかしらないが、
 酒のんでるとさあ、
 こういう、いせいのいい兄ちゃんがいてるだけで、
 楽しくなるんだよ。
 いいねえ、
 おれは買ったよ
 わかった。
 仕事は何やってるの

佐藤「
 こ・このあいだ。
 職場で踊りだして、
 もう、これで3回目だから
 つぎやったら、やめてもらうっていってただろっていわれて
 くびになったんですよ くそ

佐藤、頭を抱えしゃがみこむ
聴衆1「
 よし、かった。
 うちに来い。
 適当にはたらいてもらったらいいから、
 発作が来たら、いつでもステージタイムだ。
 ねえさんも、暇ならおいでよ
 にぎやかになるなあ
 今日みたいにいいのみせてくれたら、
 はずむよ。
 よし、きまった。
 いつでもいいから、
 いけるんなら、いつからでもおいでよ。

暗転、ちょっとした舞台のあるところ
佐藤接客をしている
めぐみ、今日は、客として座っている
佐藤、発作が起こる
踊りだす。
今回はマイケルジャクソン風
店長「
 まいきーだ、まいきーかけろ

マイケルジャクソンの曲が流れる
佐藤、適当に合わせて踊りだす。
店長「
 あわせてる、あわせてるよ。いいね~

めぐみ立ち上がる
めぐみ「
 今日のお客の中で、非常にお悩みの方がいます。

佐藤、指さす
指さしたほうににいる客に一斉に視線が注がれる
めぐみ「
 奥様にこういったほうがいいです。
 浮気したのは、したが、
 非常に反省している
 ので、次したら、入れ墨を入れると

客「
 う・浮気なんてしてないよ

佐藤、客を指さし、激しく踊りだす。
店長「
 おおすごいすごい

店長一緒に踊りだす。
めぐみ「
 店長へ、まあ、ここで働くのもいいが、
 あくまでえきまえでやらないといけない。
 やとってもらってうれしいが、明日からは、駅前でやります。

店長「
 か・かねはどうすんだ。
 いきてけないだろう。
 ここで、ずっとおどってりゃ、くいっぱぐれないだろう

めぐみ「
 とにかく、いかないといけないです。
 今日はこれでお暇します。

佐藤おどりながら立ち去る
店長、呆然と立ち尽くす
店長「
 おしいな~、

めぐみ「
 さ・佐藤さんをおいかけますね。

店長「
 あんなダンス初めて見た。
 ダンスっていうのは、適当に動かしているように見えて、
 ちゃんと、見世物としてちゃんとした動きにするには、
 相当な練習が必要なんだ。
 一人で練習してて、ものになるやつもたまに入るが
 なかなかむずかしいんだ。
 発作で、あそこまで動くようになるのは、まあ、神がかってる
 ダンスっていうのは、思い付きで動いていたら、
 だめなんだ。
 覚えないといけない。
 動きを。
 あの動きはこうこの動きはこう、
 覚えてはじめて、自由に踊れるようになる。
 あいつは、何も覚えてない状態で、踊ってる。
 まちがいない。
 おかしい
 変だ。
 何かある。
 また、みにいくわ。
 なんならスポンサーになってもいい
 けど、まあ、うちはこんなちっさいから、大した額は出せないが。
 あいつは、金になると思ったけどな

暗転、駅前再び、佐藤踊りだす。
今度は、ロシア風の感じ
めぐみ「
 日本経済は未曾有の好景気に見舞われるといってます。
 やばいやばいだそうです。
 富士山の噴火もありそうといってます。
 日本万歳といってます。

暗転、2か月後
めぐみ、佐藤、取材を受ける
記者「
 いやあ、毎日すばらしいパフォーマンスをされているということで、
 人気急上昇中の、お二人になんとインタビューできるということで、
 佐藤さんと、田中さんよろしくお願いします。

めぐみ「
 はぃ

佐藤「
 いやあ、ご期待に沿えるかどうかはわかりませんが、

記者「
 まず、この活動のきっかけはなんだったんですか

佐藤「
 田中さんに誘われて始めました。
 まあ、私は、発作的に踊りだすという
 病気というかそういうのがありまして、
 それで、田中さんがいると治るという奇妙奇天烈な
 症状でして、
 まあ、仕事もちょうど首になったばっかりでしたし、
 まあ、今後田中さんには、お世話になりますので、
 ここでかりをつくっておこうという程度でした。
 

記者「
 なるほど、田中さんに誘ってもらったんですね。
 今後の展望は

佐藤「
 と・とりあえず、田中さんがいいというまで続けるということです
 あ、そろそろ、ダンスの時間のようです。

記者「
 あ~、佐藤さんが、動き出しました。
 youtubeで勝手にuploadされ、全世界から注目を浴びている
 mr.佐藤のダンスパフォーマンスです。

佐藤、軽快にダンスを踊り始める。
回りで数名パフォーマーが勝手に踊り始める。
記者「
 おおっと、佐藤さんのファンの、佐藤ウォーリアーズがわきを固めます。

めぐみ「
 みなさん今日は、おあつまりになってもらってありがとうございます。
 もうすぐ、富士山が爆発します
 それと、・・

記者、めぐみの話をさえぎるように
記者「
 人気絶頂中のmr.佐藤のパフォーマンスは、全世界が注目してます。
 ・・・

めぐみがしゃべっているあいだ、かきけすようにコメントを続ける。
宇宙人の声「
 佐藤は、このまま踊らしておこう、
 次は、弁論の二人だ。

めぐみの心の声「
 あ、佐藤さんはどうしたら、

宇宙人の声「
 このまま、踊らしておけ、
 連絡が来たら止めにきてやれ、
 

めぐみ「
 さ・さとうさん、私いかなきゃ、
 あ、とめてほしい時がきたら、連絡ください

佐藤「
 あ・あなたがいないと、だめなんだよ
 た・たなかさ~ん


テレビ局の人、踊っている佐藤に向かって、

 佐藤さん、あの人はいらない。
 君だけほしいんだ。
 これから、あなたの番組を作るから
 発作がきたら、おどるっていうのでいいから、
 それまですたんばっとくから、
 あなたの踊りは、世界中で大人気だ。
 人儲けしよう

佐藤「
 えっ、まじで