「発信する!尚禮舘空手を沖縄から」
師 渡口政吉先生の沖縄本来の文化としての「尚禮舘空手」を約束の地「沖縄」に還す為に道場を設立し発信する活動しています。
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おはようございます。
先日の興奮が冷めやらぬまま文章を書いています。
今回の取材で「白鶴」の型を演武しインタビューを受けたI師範のエピソードをお話ししていこうと思います。
【50年の稽古で体得したI師範の言葉】
92歳の東京尚礼舘の館長と取材の前日にお食事した時に色々お話しさせてもらい心に残った言葉をまとめています。
僕は全然大した事ないんですよ
▶︎今回、謙遜されて「私は表に出る人間ではないんですよ。」と話されていました。
常に向上心があり高みにのぼる方はどこまでも謙虚だと感じました。
多くの空手は強い人が残る空手。私達の空手は弱い人が続けられる空手なんです
▶︎渡口先生が確立した指導体系を学ぶ事でいくつになっても稽古ができる。
(※これは他の空手を否定するものではありません。あくまでも性質の違いを述べたものです)
「強い人はみんな先に死んじゃったよ。弱い僕が生き残ったな〜(笑)」
▶︎なんとも説得力がある言葉(笑)
実際はI師範は弱くないですが。だいぶ謙遜しています。
強いと自分で思っていると過信しすぎて無理をする。弱いと自覚していると細部に気がつく。そういう意味でしょう。
【まとめ】
生物的にみて「長く生き残ったものが強い」という考えなら、この様なマインドと肉体を持った人が強いんだろうな。と思いました。
何事でも謙虚で向上心を持ち、自分の身体を労わり運動する。
長年の稽古して体得した考えが響きました。