7月の発表会に向けて、
中学生の生徒さんが頑張って取り組む
ラヴェル作曲
亡き王女の為のパヴァーヌ
弾き込む時間が足りなく、楽譜をガン見していますが
本当に素晴らしい音楽です
ただ、私…
お恥ずかしいことに、原曲が管弦楽版だと思っていたのです
そう…そのくらい、ものすごく立体的なのです。
まるで、森の中で
鳥の声、木漏れ日、そよ風、木の葉が掠れる音、ざわめき、妖精…
いろんなものを感じていて、それをすべて楽譜に並べられたような、そんなイメージなのです。
そして、音色を変える為に
指のセンサーはMAXになります。
こんなに美しく、癒しのある温かい旋律。
なのに、なぜこの曲が「憂い」を感じるのか…
この曲の1ページ目の和声進行を勉強してみました。
Ⅰ 度の和音に落ち着くところが
Ⅲ 度や Ⅵ 度(共に短三和音)に… それが頻繁にあり、
また、常に短調に行きつつ…のト長調なのです。
*ついでに言うと、七の和音がいっぱい
またまた勝手な分析ですが、
なるほど、納得です。
あらかんピアニストのひとり言
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