例えば、
モーツァルトのこの部分。
上級でなければ、右手を5連符にして演奏したりします。
こうやって書いてあると、
それは速くなるイメージを持ってしまいがち
一拍において、右手の連符が左手の刻みより先に終わってしまうことがあります
生徒さんの中では、「5連符=速い」イメージがあるのでしょう…
でも実は、
16分音符4つと5連符の速さは、
そんなに変わらなかったりします
連符って意外にゆっくりなのです
例えば、メトロノームを♩=60で鳴らして、
そこに言葉を入れます。(実際に一緒に言ってみます)
ナス、ナス、しめじ、しめじ、ジャガイモ、ジャガイモ、サツマイモ、サツマイモ…
主婦用
ねこ、ねこ、ゴリラ、ゴリラ、しまうま、しまうま、ナマケモノ、ナマケモノ…
子ども用
一拍を均等に分けるという概念を捨ててもらって、そこに入る言葉を自由に話せる(語る?歌う?)ようにします。
例えば、こういう理論は、後から付いてくるものだと…私は考えます。
…あ!
中には算数や理論が大好きな子どももいるので、
そういう子には、その仕組みから伝えてあげます
音楽ですもの
…均等に入ることより、
大きな枠を感じてそこへ一つの言葉を美しく入れる感覚の方がずっと大切なのです。
さあ、連符の面白さが分かったら、
今度は練習
レッスンでは、
具体的な練習方法を伝えています
オマケ
私の好きなもの!