連符を習得する(速くなるイメージを捨てる) | 鈴木久美子のピアノライフと教室日記

鈴木久美子のピアノライフと教室日記

愛知県瀬戸市でピアノ教室を開いて30年になります。ソロリサイタルや、サロンコンサート等、積極的に行っています。
楽しい教室の活動、指導における思い、ブログに書いていきたいです。ピアノを通して感動したこと、心が豊かになったこと、綴っていきたいです。




例えば、
モーツァルトのこの部分。




上級でなければ、右手を5連符にして演奏したりします。


でも、





こうやって書いてあると、
それは速くなるイメージを持ってしまいがちもやもや

一拍において、右手の連符が左手の刻みより先に終わってしまうことがありますあんぐりあせる




生徒さんの中では、「5連符=速い」イメージがあるのでしょう…看板持ちあせる




でも実は、

16分音符4つと5連符の速さは、

そんなに変わらなかったりします ひらめき







連符って意外にゆっくりなのですニコニコ







例えば、メトロノームを♩=60で鳴らして、
そこに言葉を入れます。(実際に一緒に言ってみます音譜


ナス、ナス、しめじ、しめじ、ジャガイモ、ジャガイモ、サツマイモ、サツマイモ…爆笑笑
左上矢印主婦用


ねこ、ねこ、ゴリラ、ゴリラ、しまうま、しまうま、ナマケモノ、ナマケモノ…爆笑笑
左上矢印子ども用


一拍を均等に分けるという概念を捨ててもらって、そこに入る言葉を自由に話せる(語る?歌う?)ようにします。


例えば、こういう理論は、後から付いてくるものだと…私は考えます。





…あ!
中には算数や理論が大好きな子どももいるので、
そういう子には、その仕組みから伝えてあげますニコニコ




音楽ですもの飛び出すハート
…均等に入ることより、
大きな枠を感じてそこへ一つの言葉を美しく入れる感覚の方がずっと大切なのです。


さあ、連符の面白さが分かったら、
今度は練習スター

レッスンでは、
具体的な練習方法を伝えていますひらめきラブラブ





オマケニコニコ

私の好きなもの!