こんにちは。
松花堂昭乗研究所です
秋らしくなってまいりました
10月15日(土)定例講座を開催しました。
前半は「書状巻」所収第5通目の書状をよみました。
端裏書から、宛先は「前木工助」、差出人は「河内蔵助」と知られます。
「前木工助」は久保権大夫の息子と思われる人物。
差出人の「河内蔵助」については、よくわからないですが、宛所の下に、「雲八」と読める文字があり、手掛かりとなりそうです。
『書画必携名家全書』(明治29年刊)には、松花堂昭乗の門人として、「河北雲八」の名がみられます。
この人物かもしれません。
「河内蔵助」の読み方は、「河内 蔵助」ではなく、「河 内蔵助」と読むのがよさそうです。
後半は「八雲御抄」(仮称)をよみました。
今回の担当は研究生のAさん。
おつかれさまでした。
来月も引き続きご担当頂きます。
よろしくお願いいたします。
さて、今月は、30日は特別講演会の日です
また、美術館では29日から特別展が始まりますよ。
秋ですね! 行事が盛りだくさんです。