こんにちは
松花堂昭乗研究所です
9月10日(土)定例講座を開催しました。
前半は書状巻の第4通目をよみました。
花押から法童(憧)坊孝以のものとみられるものです。
宛先は中村久太郎こと久越です。
法童坊は、石清水八幡宮の三の鳥居近くにあった坊です。
孝以の詳しい事跡は知られませんが、書は昭乗に学んだといわれます。
この書状の雰囲気も松花堂流の範疇にあります。
なんとなく久越に近い雰囲気の字姿です。
文中には「加州」の「高田弥右殿」という名がみえます。
久越と加賀は縁があることは知られていますが、法童坊も関わりがあったのかな・・・と窺われるものでした。
気になります。
後半は、「八雲御抄」です。今回は研究生のDさんにご担当頂きました。
丁寧に調べてレジュメを作ってくださったので、とてもよくわかりました。
Dさん、ありがとうございました。
次回の定例講座は10月15日(土)です。
そして、来月は、特別講演会も開催!
10月30日(日)午後1時30分より、
橋本政宣先生をお迎えします。
タイトルは、「石清水八幡宮と松花堂昭乗」(仮)
ということで、興味の尽きない魅力的な内容にてお話頂く予定です。
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一般ご参加も歓迎です(資料代として当日300円を徴収いたします)。
ぜひお申込みください。