こんにちは
松花堂昭乗研究所です
6月ですね。
11日(土)、定例講座を開催しました。
日中は、むっと蒸し暑かったですね。
今年度の定例講座では、「松花堂昭乗他書状巻」と「八雲御抄」をよんでまいります。
ともに松花堂美術館の収蔵品です。
書状巻は第1通目をよみました。
文末に花押がありまして、昭乗さんの花押の形に似ています。
内容も、「中納言様」という文言が出てきまして、昭乗さんの書状らしい雰囲気があります。
とはいえ、なんだか違和感のようなものを感じるのです。
「写し」という可能性のあるものです。
今回の定例講座では、「そういうものもある」という話にもなりました。
さて後半は、「八雲御抄」です。
「八雲御抄」は鎌倉時代に成立した歌学書です。
「八雲御抄」はすでに活字化されていますので、図書館などに行って調べると、読むことができます。
定例講座でとりあげます「八雲御抄」は、表紙にそのようにタイトルが付されていますが、実のところ、本文は「八雲御抄」ではないのです。
では、なになのか。
定例講座で皆さんと一緒に読みながら考えていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします
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