軽くて柔らかいシャフト

軽柔シャフト

ヘッドスピードが速い人が軽くて柔いシャフトなど

 

そんな言葉の検索ワードが多かったので、再度研究をするべく、打ちっぱなしでトラックマンを使い検証をしてみました。

 

まずはウンチクを書く前にデータをUPします。

 

全て同じ力感で振るよう心掛けました。

 

 

 

ツアーAD GP 6X

 

 

ツアーAD XC 6S

 

 

ゼクシオ SRシャフト

 

 

ツアーAD VR 4S

 

 

 

PINGレディース Aフレックス

 

 

やはり硬い物は飛ばない!

 

そして前回の研究では手っ取り早く、軽くて柔らかいドライバーはゼクシオが良いと思い込んでしまい、ゼクシオの研究になってしまいました。

 

ゼクシオは表示とリアルロフトの違いがあり、バックスピン量が出てしまうクラブなので思った通りの結果にはならなかったのですが、今回は違います。

 

60g台のシャフトはロフト9度で打ちましたが、軽い40g台のシャフトはロフト7.5度まで立てて打ってみたところ、考えていたような結果となりました。

 

1発の飛距離はやはり軽柔シャフトが1番です。

 

しかしヘッドがシナル分、インパクトを待てないと上手く飛びません。

 

自分でシナリを調整できる人でないと上手く打てず、飛ばすために技術が必要です。

 

ちなみに下記は参考までに、奥さんが打ったデータですがヘッドスピードが早くないと、硬くても柔くても飛距離が変わりません。

 

 

PINGレディースAシャフト

 

 

 

ツアーAD VR 4S

 

 

シナリを自分で調整しインパクトを合わせる事ができないと、柔らかいシャフトの恩恵を受けられず、振り遅れてスライスすることが多いという結果になりました。

 

 

上記の結果を元にアマチュアゴルフファーがどのくらいのシャフトを使ったら良いかを考えて行きたいと思います。

 

女子プロのセッティングを参考にします。

 

神谷そら 平均飛距離 260.82

ベンタスブラック5X  振動数276

 

小祝さくら 平均飛距離 251.92

テンセイ プロ ホワイト1K 5S 振動数268

 

吉田優利 平均飛距離 241.85

スピーダNX グリーン 5S 振動数252

 

安田佑香 平均飛距離 237.07

アッタスキング 5S 振動数246

 

堀琴音 平均飛距離 227.71

ツアーAD HD 5S 振動数254

 

こうやって比べてみる事で大体わかってきました。

250ヤードが1つの目安だと思います。

私が打ったツアーAD XC 6Sの振動数は260です

 

250ヤードを超えてくると振動数260〜270の間

250ヤード以下は振動数250前後が良い

 

ちなみに私の奥さんが打ちやすいと言った

ツアーAD VR 4Sは振動数251

 

そこまで飛ばない人でも250前後の振動数というのはヘッドスピード関わらずに振りやすいという事が見えてきます。

 

女子プロの数値を見ても220ヤードでも240ヤードでも振動数250前後を使っています。

 

振動数270以上の5Xや6Xというのは270ヤード以上飛ばす人じゃないと合わないのではないかと思います。

男子プロで平均300ヤードの人でやっと6Xなのですから。

アマチュアが無理してXシャフトを買うと飛距離のロスにも繋がるし、シナリを感じれず振りすぎにも繋がると思います。

 

さて、ここまでで振動数250前後のシャフトが振りやすく安定するのではないかという答えが見えてきました。

 

そろそろまとめます。

 

どうしても飛距離を出したいなら、タイミングを取るのが難しいですが40gのRシャフト、ヘッドのロフトは9度以下が良いです。

ヘッドスピードは早くても関係ありません。

インパクトのタイミングを合わせられるかどうかだけです。

 

40gのSシャフトの方が少しタイミングは取りやすいですが軽いので、こちらも男性でヘッドスピードが出る方はヘッドのロフトは9度以下をおすすめします。

 

飛距離220~250ヤードぐらいまでの人に無難なのが5Sか6Sでしょうね

軽い方が飛ぶが、安定を求めるなら60g台

 

一概にSシャフトが良いとは言い切れませんが、振動数250前後が打ちやすいと思うので欲しいシャフトの振動数を調べてから買うと良いと思います。

 

女性も40gのSシャフトの方が直進性は高いと思います。

ドライバーのLシャフトやAシャフトは柔らかすぎて意外とタイミングを取るのが難しいかも知れません。

 

男性の飛距離200ヤード前後の人も40gのSシャフトはおすすめです。

50gの柔らかめのSRよりタイミングが合わせやすく、振りやすい気がします。

 

 

いろいろと振ってみて、このような結果が出ました。

 

ヘッドスピードが遅くても振動数250前後のシャフトは振りやすい、あまり上手くない人ほどスイングを打ち急いでしまう傾向があるので意外と振動数250が合うのかも?

 

仮説ではありますがヘッドスピード42程度から、それ以下の人は振動数240~250ぐらいで良いのかもしれません。

逆にヘッドスピードが遅くても振動数220前後の柔らかいシャフトの方が難しく感じられる可能性があります。

 

個人差はあると思いますが見えてきた研究結果です。

 

そしてパワーのあるヘッドスピードが速い人でも、軽くて柔いシャフトが1番飛ぶ!

タイミングを合わせるのは難しいですが、技を磨いて、毎回打てたら最強です。

軽柔シャフトはどこまで飛ばせるかを競う、ドラコン向きのシャフトだという研究ができました。

 

次のリシャフトの際に参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

あくまで個人の見解になりますけどね口笛

 

 

 

  これが最強にコスパの良いボール!