今日はスイングに悩んでいた頃の話です。
自分のスイングに悩むのはゴルファーの常でしょう。
スイングの理想は果てしないですよね。
道具の沼よりも果てしなく遠い気がします。
以前ゴルフの先生にsatoさんはドライバーに集中力をかけすぎている。
という事を言われたことを思い出しました。
まあ飛距離は出る方でしたからOBが怖い
だからこそドライバーの練習をたくさんしました。
これ以上ない程、上手く飛ばせたとき、気分爽快なのがドライバー!
しかし2打目のショットをしくじれば何の意味もない。
先生には「1打目より2打目、2打目よりグリーン周り、そしてパターとカップに近くなるほど集中力を増していきなさい」と言われました。
ドライバーにこだわり過ぎて大切な事を忘れていて、良いゴルフがしたいのに、良いショットにとらわれ過ぎていました。
ゴルフは上がってなんぼです。
どれだけ、練習場で素振りを重ねても、どれだけ打ち込んでもゴルフ場で上がれなければ意味がない。
練習を否定しているわけではないんです。
練習は大切です。
私も通ってきましたが、奥さんが今まさに直面している事、体をどう動かすか、どんなスイングをするか?
体の動きとかバックスイングとかトップの位置とか、こだわりたくなるのはわかります。
それよりも、どんな形でインパクトをするか、ボールに対してフェースをどう入れるかの方が大切です。
そしてそれよりも、どれだけ安全にフェアウェイにボールを飛ばすかの方が大切だと思います。
「安全にフェアウェイにボールを置く」という結果を手に入れようと思ったら、「置きに行く」が正解だと思います。
置きに行くのならフルスイングなんてしてたらミスりますよね。でも腰から腰のアプローチというわけにもいきません。
何度も同じことを書いているし、何度も奥さんや娘に同じことを言っています。
今の自分が、ほぼ毎回、大体真っすぐ飛ばせるスイングを探しなさい。
自分が出せる出力の最高値もしくは9割でフルスイングをして真っすぐ飛ばす練習は意味が無いんです。
たぶんそんなスイングは作れないんですよ。
たとえば7番アイアンで9割ぐらいの力で160ヤード飛ばせて、8割だと145ヤードだとしましょう。
7番アイアンは男性で150ヤードと、よく言われているので150ヤードに合わせてスイングするとミスの回数が増えるんです。
だって8割以上の力を出すと体はブレるし、タイミングを取るのも難しい
体の動き云々、トップの位置や、クラブの振り方で、どうこうしようとしても難しいと思います。
出せる出力以上のことはできません。
結果が悪いなら、出力を落とす。
どうしても飛ばしたいなら体を鍛える。体重を増やす。
8割の出力で150ヤード飛ばせる体を作るしかないのです。
それも難しいですよね。
これからプロを目指すような発展途上の若者とは違いますから。
物理の力、ループスイング、地面反力、GGスイング、Aスイングなどなど、いろいろな事を試しました。
出来るようになり、少し上達したような気になりますが、時間が立ちミスをすると以前の方が良かったのではないだろうかと考え始めます。
道具の沼と同じでスイングの沼に落ちます。
だからこそ、私は基本を大切にします。
自分のスイングイメージは体がスムーズに動くところに上げて下げるだけ。
いろんなことを試して、たどり着いた結果です。余計な事をしないシンプルなスイングなら悩む必要が無い。
後はそのスイングで、どうゴルフをしていくかを考えるだけです。
打ちっ放し練習場ではリズムと力感の確認をしながら大体真っすぐに飛んでいくことを確認します。
プロを目指すわけではないのですから、これで十分じゃないですか?
もし自分にお金と時間がたくさんあったなら!
できるだけ、芝生の上でアプローチの球の高さの練習や転がしの距離感、パターのライン読みや距離感の練習をたくさんしたいです。
多分その練習がたくさんできれば目標のパープレーができそうな気がします。
安定したスイングを作るにあたり精神的にきついのが、、、
大体の人は自分の出力の最高値あたりで飛距離を覚えているという事
ナイスショットの飛距離を頭に記憶しているという事です。
8割の力だと145ヤードしか飛ばない、、、
「プライドが邪魔をする、、、」
それを飲み込んで8割の力でショットをして飛距離が安定してきたら、きっと平均スコアが10打は変ると思いますよ。
言うは易しですよね。
でも自分の経験上、スコアが悪くても85以下になったのは無理をしなくなってきてからです。