【電子版限定アザーカット集付き】将棋世界 2025年8月号(付録セット) [雑誌]
Amazon(アマゾン)

6連覇を目指す藤井聡太王位に
新時代のオンリーワン・永瀬拓矢九段が挑戦する
将棋界の夏の風物詩・第66期王位戦7番勝負。
開幕戦を藤井王位が制して迎えた注目の第2局が
本日より、兵庫県は神戸市にある「中の坊瑞苑」にて
運命の幕を開きました。。
第2局の先手は藤井王位
その初手は飛車先を突く▲2六歩から。。
対します、永瀬九段も2手目に同じく飛車先を突く
△8四歩と返し、対局はスタート。。
39手目▲8三角。
上図での持ち駒
▲藤井王位: なし
△永瀬九段: 角
そこから定跡手順の進行で、後手から角交換を敢行。
さらに前例を踏襲しながらの駒組みは続き、注目の戦型は
おなじみの「角換わり相腰掛銀」となりました。。
駒組みの完成をみたあと
機敏に4筋の歩を突き合わせた藤井王位は
すかさず手持ちの角を敵陣へ投入し追撃。。
早々と迷いなく、いざ開戦を迫ります。。
【 一日目終了図・75手目▲3八金 】
上図での持ち駒
▲藤井王位: 桂、歩2
△永瀬九段: 角、歩
そのまま攻撃のアクセルを強く踏み込む藤井王位。
永瀬九段も機をみて強く反撃し、一日目から本格開戦へ。。
自陣に手を戻した藤井王位が金を飛車の上に乗せ
陣形を引き締めた上図の局面で、永瀬九段が次の手を封じて
一日目は終了、二日目へと指し掛けになりました。。