将棋世界2024年6月号(付録セット) [雑誌]
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藤井聡太王位への挑戦権獲得を目指す
注目の第65期王位戦挑戦者決定トーナメントは、本日
紅・白組ともに最終戦が一斉対局にて行われています。。
□ 紅組対戦表 □
4回戦終了時点で
紅組の優勝争いトップ立つのは、3勝1敗で並ぶ
斎藤慎太郎八段、佐々木大地七段、藤本渚五段の3名。
本日は斉藤八段と藤本五段が直接対決で雌雄を決し
勝者はプレーオフ以上が決定、敗者は優勝争いから脱落。
本日、佐藤天彦九段と対戦する佐々木七段の結果次第では
勝者の優勝が決まります。。
□ 白組対戦表 □
一方の白組では、同じく3勝1敗で
羽生善治九段、渡辺明九段、木村一基九段が並び
本日の最終戦を迎え、渡辺九段と木村九段が直接対決。
優勝のゆくえは羽生九段の結果に次第となりました。。
20手目△7七角成。
上図での持ち駒
▲羽生九段: 歩2
△飯島八段: 角、歩
最注目の羽生九段は本日、飯島栄治八段と対戦。
戦型は「相掛かり」の出だしから、両者の駆け引きの末に
「横歩取り」へと変化、上図で飯島八段は角交換を敢行し
後手から模様を動かしにかかります。。
62手目△1四歩。
上図での持ち駒
▲羽生九段: 銀、歩4
△飯島八段: 歩
ここまでリーグ戦全敗ながらも有終の美に燃える
居飛車の実力者・飯島八段の意欲的な指し回しを前にして
優勝へ向けて絶対に負けられない羽生九段が、果たして
どのような構想と捌きをみせてくれるのか。。
紅・白組ともども、王位戦リーグの大一番は
いよいよ終盤戦を迎え、期待と緊張が高まります。。