激戦も形勢に響かず。。第9期叡王戦・本戦/1回戦「羽生九段、無念の敗退」 | 柔らかい手~個人的将棋ブログ

激戦も形勢に響かず。。第9期叡王戦・本戦/1回戦「羽生九段、無念の敗退」

第8期叡王戦中継サイト

第9期挑戦者決定トーナメント表

 

【 投了図・100手目△6八銀 】

 

 

投了図での持ち駒

 

▲羽生九段: 角、銀、桂2、香、歩7

△斎藤五段: 歩

 

昨日の将棋界には注目の羽生善治九段が登場。

第9期叡王戦の挑戦者決定トーナメント/1回戦を

若き精鋭・斎藤明日斗五段と戦いました。。

 

結果は、上図100手までで後手・斎藤五段が勝利。

通算100期目のタイトル獲得を目指す羽生九段の

挑戦権獲得は他の棋戦へ持ち越しとなりました。。

 

 

 

23手目▲3三角成。

 

上図での持ち駒

 

▲羽生九段: 角、歩4

△斎藤五段: 歩

 

戦型は「横歩取り」

互いに飛車先で歩を交換した後、羽生九段が2筋の浮き飛車で

お隣り3筋の歩をかすめとると、その飛車先を角で受けた斎藤五段は

9筋の端からアヤを付け、いざ開戦を迫ります。。

 

後手の強気な注文に対し、羽生九段は

角との交換で飛車を切り、一気に局面を動かしますが。。

 

【 投了図・100手目△6八銀 】

 

 

投了図での持ち駒

 

▲羽生九段: 角、銀、桂2、香、歩7

△斎藤五段: 歩

 

開戦後は斉藤五段の独壇場。。

完全に研究にハマった羽生九段に形勢の針は傾くことなく

先手の激しい攻めを凌いでから斎藤五段が仕上げに入った

上図の局面をみて、羽生九段は無念の投了を告げました。。