将棋世界2024年2月号(付録セット) [雑誌]
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【 投了図・98手目△7九飛打 】
投了図での持ち駒
▲丸山九段: 角2、金、銀、桂2、香、歩3
△渡辺九段: 金、歩2
本日は12月も28日、年末ムードが高まります。。
将棋界では一昨日の火曜日(26日)に渡辺明九段が登場。
年内最後の公式戦となる第37期竜王戦の1組/2回戦を
東京・将棋会館にて、丸山忠久九段と戦いました。。
結果は、上図98手までで見事勝利。
銀河戦で藤井聡太八冠を決勝戦で撃破し優勝を果たした
今最も注目を集める丸山九段を下し、3回戦進出を決めました。
戦型は「角換わり」
最先端の駒組みから「銀矢倉」に囲いを決めた
渡辺九段が得意の端攻めを絡めながら先手陣を攻略。
攻防の主導権を握り、終盤戦に突入します。。
丸山九段は懸命の粘りで勝利への執念を燃やしますが
渡辺九段はきっちりと先手玉を仕留め上げ、上図の局面で
丸山九段は万策尽き果て、無念の投了を告げました。。
実に18年ぶりとなる無冠転落の憂き目をみた
渡辺九段は試練の2023年を白星で締めくくり
捲土重来を期す新年へ気勢を上げました。。