将棋世界2024年1月号(付録セット) [雑誌]
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本日の将棋界では
第82期順位戦のうち、最高峰・A級の6回戦
注目の「稲葉陽八段-佐々木勇気八段」の一戦
名古屋将棋対局場にて行われています。。
稲葉八段の今期ここまでの成績は
23戦10勝13敗(.435)。順位戦は2勝3敗。
現在は公式戦3連敗中と調子はやや下降気味。。
対します、佐々木八段の今期ここまでの成績は
31戦19勝12敗(.613)。順位戦は同じく2勝3敗。
稲葉八段とは対照的に、現在公式戦5連勝中と好調をキープ。
勢いに乗って初参戦となるA級の勝率5割復帰を目指します。。
気になる両者の対戦成績は
ここまで3戦して、佐々木八段が相性良く3連勝中。。
本局の先手は佐々木八段。
互いに飛車先を突く出だしから、定跡手順の進行となり
後手から手損のない角交換が敢行されると、さらにテンポよく
両者は指し進み、戦型は「角換わり相腰掛銀」となりました。。
戦型が決まったところで
佐々木八段は見切りよく、自らの飛車先2筋から突っかけると
軽快な駒捌きで模様を動かした後、手持ちの角を敵陣へ投入。。
とんとん拍子の仕掛けで一気呵成に本格開戦へと誘います。。
先手の明らかな研究将棋に対して、稲葉八段が
手持ちの香車を相手の飛車先へ打ち込み切り返したのをみて
佐々木八段が飛車を6九の地点へ逃した、55手目の局面で
夜戦に備えて、夕食休憩突入となりました。。
【 夕食のオーダー 】
佐々木八段: カレーセット(大盛り)
稲葉八段: まぜそば(小ライス付)