第17回朝日杯・二次予選/決勝「長手数の激戦制し、久保九段が本戦進出」 | 柔らかい手~個人的将棋ブログ

第17回朝日杯・二次予選/決勝「長手数の激戦制し、久保九段が本戦進出」

第17回朝日杯将棋オープン公式HP

二次予選トーナメント表

 

【 投了図・182手目△8九龍 】

 

 

投了図での持ち駒

 

▲大石七段: 金2、歩5

△久保九段: 飛、角、金、桂2、歩

 

今週の将棋界は朝日杯の二次予選がたけなわ

昨日は振り飛車党のレジェンド・久保利明九段が登場。

関西将棋会館にて、大石直嗣七段との決勝戦に臨み

上図182手までで、見事勝利を飾りました。。

 

久保九段は正調の「四間飛車」を投入。

大石七段は居飛車で迎え撃ち、戦型が「対抗形」となると

両者は手堅く「穴熊」の堅陣を敷き、双方万全の駒組みで

いざ、開戦となりました。。

 

「相穴熊」戦らしく、押したり引いたり、切ったり貼ったり

息の長い攻防戦がいつ果てるともなく繰り広げられましたが

久保九段が一足お先に後手玉へと迫り、上図の局面をみて

大石七段は無念の投了を告げました。。

 

関西の後輩との熱戦を見事制した

久保九段が健在ぶりを示し、本戦進出を決めました。