将棋世界2023年12月号(付録セット) [雑誌]
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【 投了図・182手目△8九龍 】
投了図での持ち駒
▲大石七段: 金2、歩5
△久保九段: 飛、角、金、桂2、歩
今週の将棋界は朝日杯の二次予選がたけなわ
昨日は振り飛車党のレジェンド・久保利明九段が登場。
関西将棋会館にて、大石直嗣七段との決勝戦に臨み
上図182手までで、見事勝利を飾りました。。
久保九段は正調の「四間飛車」を投入。
大石七段は居飛車で迎え撃ち、戦型が「対抗形」となると
両者は手堅く「穴熊」の堅陣を敷き、双方万全の駒組みで
いざ、開戦となりました。。
「相穴熊」戦らしく、押したり引いたり、切ったり貼ったり
息の長い攻防戦がいつ果てるともなく繰り広げられましたが
久保九段が一足お先に後手玉へと迫り、上図の局面をみて
大石七段は無念の投了を告げました。。
関西の後輩との熱戦を見事制した
久保九段が健在ぶりを示し、本戦進出を決めました。