将棋世界2023年12月号(付録セット) [雑誌]
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【 投了図・143手目▲8五桂打 】
投了図での持ち駒
▲藤本四段: 角、金、銀、歩7
△吉池三段: 角、金2、香2、歩3
「将棋のまち」兵庫県加古川市を舞台に争われる
若手棋士の登竜門・第13期加古川清流戦は決勝三番勝負
「藤本渚四段-吉池隆真三段」が土曜日(4日)に開幕。。
開幕戦を藤本四段が制して迎えた大一番/第2局が、昨日
開幕戦に引き続き兵庫県加古川市「刀田山鶴林寺」にて行われ
結果は、上図143手までで先手・藤本四段が勝利。。
先に行われ準優勝に終わった新人王戦の借りを返す
見事な連勝で史上最年少優勝を飾りました。。
藤本四段は現在18歳。
香川県高松市のご出身ですが、加古川とも縁の深い
関西の名門・井上慶太九段門下。昨年の10月1日付で
17歳の若さで「四段、プロデビュー」を果たしました。
実質プロ一年目となる今シーズンは
ここまで33戦27勝6敗(.818)。順位戦はC級2組で4勝1敗。
加古川青流戦とともに若手棋士の登竜門である新人王戦でも
決勝三番勝負進出と順風満帆、文句なしの成績を残します。。
タイトルを独占し、いまだかつてない一強時代を謳歌する
藤井聡太八冠の牙城を崩すべく、新世代の超逸材がまず一つ
大きな実績を残し、その先を見据えます。。