第13期加古川青流戦決勝三番勝負/第2局「超逸材・藤本四段が史上最年少優勝」 | 柔らかい手~個人的将棋ブログ

第13期加古川青流戦決勝三番勝負/第2局「超逸材・藤本四段が史上最年少優勝」

第13期加古川青流戦中継サイト

中継ブログ

 

【 投了図・143手目▲8五桂打 】

 

 

投了図での持ち駒

 

▲藤本四段: 角、金、銀、歩7

△吉池三段: 角、金2、香2、歩3

 

「将棋のまち」兵庫県加古川市を舞台に争われる

若手棋士の登竜門・第13期加古川清流戦は決勝三番勝負

「藤本渚四段-吉池隆真三段」が土曜日(4日)に開幕。。

 

開幕戦を藤本四段が制して迎えた大一番/第2局が、昨日

開幕戦に引き続き兵庫県加古川市「刀田山鶴林寺」にて行われ

結果は、上図143手までで先手・藤本四段が勝利。。

 

先に行われ準優勝に終わった新人王戦の借りを返す

見事な連勝で史上最年少優勝を飾りました。。

 

決勝三番勝負/第2局の棋譜中継はこちら

 

藤本四段は現在18歳。

香川県高松市のご出身ですが、加古川とも縁の深い

関西の名門・井上慶太九段門下。昨年の10月1日付で

17歳の若さで「四段、プロデビュー」を果たしました。

 

実質プロ一年目となる今シーズンは

ここまで33戦27勝6敗(.818)。順位戦はC級2組で4勝1敗。

加古川青流戦とともに若手棋士の登竜門である新人王戦でも

決勝三番勝負進出と順風満帆、文句なしの成績を残します。。

 

タイトルを独占し、いまだかつてない一強時代を謳歌する

藤井聡太八冠の牙城を崩すべく、新世代の超逸材がまず一つ

大きな実績を残し、その先を見据えます。。