将棋世界 2023年11月号
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【 投了図・115手目▲4八歩 】
投了図での持ち駒
▲谷川十七世名人: 角、桂、香、歩5
△澤田七段: 金、桂
昨日は日曜日
日曜午前のお楽しみ第73回NHK杯将棋トーナメントは
「谷川浩司十七世名人-澤田真吾七段」の2回戦が放送され
結果は、上図115手までで先手・谷川十七世名人が勝利。
38手目△6五桂。
上図での持ち駒
▲谷川十七世名人: 歩3
△澤田七段: なし
戦型は「矢倉」模様の出だしから
先手が飛車先で歩を交換した直後、2筋に浮いた飛車で
お隣り3筋の「横歩」を取る現代調の進行に。。
後手が2筋に垂らした歩を先手が金で払った(37手目▲2六同金)
次の瞬間、澤田七段は桂馬を戦場に跳ね上げ仕掛けを開始します。。
62手目△6六飛。
上図での持ち駒
▲谷川十七世名人: 桂、香、歩5
△澤田七段: 角、銀、歩
桂馬の拠点を中心に飛車先8筋、そして9筋から攻勢強める
澤田七段は上図の局面で飛車・角交換を敢行、勝負に出ますが。。
【 投了図・115手目▲4八歩 】
投了図での持ち駒
▲谷川十七世名人: 角、桂、香、歩5
△澤田七段: 金、桂
前に出た後手をガッチリと受け止め
終盤戦は谷川十七世名人が攻守に隙なく圧倒。。
澤田七段は捨て身の寄せで先手玉へと迫りますが
形勢は揺るがず、上図で無念の投了を告げました。。