第82期B級1組順位戦/6回戦「糸谷八段、快勝で昇格圏内に浮上」 | 柔らかい手~個人的将棋ブログ

第82期B級1組順位戦/6回戦「糸谷八段、快勝で昇格圏内に浮上」

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第82期B級1組順位戦対戦表

 

【 投了図・100手目△3一飛 】

 

 

投了図での持ち駒

 

▲木村九段: 香、歩2

△糸谷八段: 角、金、香、歩

 

先週の木曜日(9月28日)に行われました

第82期B級1組順位戦/6回戦・一斉対局のうち

「木村一基九段-糸谷哲郎八段」の好カードは

上図100手までで、後手・糸谷八段が勝利。

 

 

 

23手目▲3五歩。

 

上図での持ち駒

 

▲木村九段: なし

△糸谷八段: なし

 

戦型は「角換わり」模様の出だしから

糸谷八段が注目をつける形で相居飛車の力戦に。。

素早く「棒銀」に構えた木村九段が、上図の局面で

3筋の歩を突き合わせ、先に仕掛けを開始しますが。。

 

 

【 投了図・100手目△3一飛 】

 

 

投了図での持ち駒

 

▲木村九段: 香、歩2

△糸谷八段: 角、金、香、歩

 

先手の仕掛けに対して

機敏に角のラインを変えて大駒を捌いて切り返した

糸谷八段が形勢の握り、終盤戦に突入。。

 

木村九段は攻め合いに活路を求めますが

後手玉を遠く、糸谷八段が飛車をがら空きの3筋に回した

上図の局面をみて、万策尽き果て無念の投了を告げました。

 

終局時刻は午後7時42分。

後手番で快勝を飾った糸谷八段は順位戦成績を4勝2敗とし

一期で復帰を目指すA級昇格圏内に浮上しました。。

 

一方、積極策も実らず敗れた

木村九段は泥沼の開幕5連敗となりました。。