第82期A級順位戦/3回戦「広瀬八段-佐々木八段は角換わりからの大激戦」
本日行われています
第82期A級順位戦/3回戦の好カード
注目の「広瀬章人八段-佐々木勇気八段」は
総本山の東京・将棋会館にて。。
本局の先手は佐々木八段。
互いに飛車先を突き、居飛車を明示する出だしから
いざ、「角換わり」を目指す定跡手順の進行となりますが
後手が注文を付ける形で先手から角交換が敢行されました。。
角交換成立後も両者は速いテンポで指し進み
戦型はおなじみの「角換わり相腰掛銀」に決定。。
戦型が決まったところで
広瀬八段が居玉を解除したのをみて(36手目△4二玉)
佐々木八段は10分の考慮の後、4筋の歩を突き合わせ
先に仕掛けを開始します。。
佐々木八段は銀交換を成立させた直後
桂馬を戦場へと跳ね上げ、積極果敢に畳みかけますが
広瀬八段も望むところと、先手の桂馬に構うことなく敵陣へ
手持ちの銀を投入、局面は一気に終盤戦模様へ。。
こうなると、ともに一歩も引けない攻防戦は
銀を捌いた広瀬八段が拠点の馬を作った、54手目の局面で
夜戦に備えて夕食休憩突入となりました。。
【 夕食のオーダー 】
佐々木八段: 冷やし中華(紅生姜抜き)
広瀬八段: うな重(梅)
すでに盤上は終盤戦も山場。。
緊迫の形勢に果たして、両者の見立てと思惑やいかに。。
夕食休憩明けからの攻防から目が離せません。。