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第73期王将戦・本戦/決勝「佐々木八段、充実の本戦リーグ進出」
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第73期二次予選トーナメント表
生命に関わるような異常な暑さは続きますが
暦の上では季節は秋へと向かうべき8月の終盤戦。。
将棋界では新年恒例のタイトル戦である王将戦の
二次予選が大詰めを迎えます。。
昨日は注目の佐々木勇気八段が登場。
西の聖地・関西将棋会館にて、稲葉陽八段を相手に
二次予選/決勝に臨みました。。
結果は、154手までで佐々木八段が後手番で勝利。
敵地で強豪を下し、堂々の本戦進出を決めました。。
戦型は「角換わり相腰掛銀」
中盤の攻防戦の最中、佐々木は八段は機敏に6筋から仕掛け
駒を捌いて握った手番で敵陣へ角を打ち込みペースを握ります。
稲葉八段は自玉を9筋の端から上部に逃げ出し
「入玉」に全てを託しますが、目が佐々木八段は逃すことなく
厳しく鋭く後手玉を仕留め上げ、最後まで粘った稲葉八段は
ついに万策尽き果て、無念の投了を告げました。。
これで佐々木八段の今期成績は13戦11勝2敗(.846)。
今期よりA級昇格を果たした宵の明星は充実感を漂わせながら
王将戦リーグ入りを決め、悲願の初タイトル獲得へ突き進みます。。