第36期竜王戦決勝三番勝負/第1局「伊藤六段、完勝で挑戦権に王手」
昨日行われました
第36期竜王戦挑戦者決定三番勝負
注目の「永瀬拓矢王座-伊藤匠六段」の第1局は
109手までで、先手・伊藤六段が勝利を飾りました。
永瀬王座が後手番で「一手損角換わり」を投入。
角交換成立後は双方、銀を中央5筋の戦場に繰り出し
「相腰掛銀」を戦型として、しばし間合いを計り合った後
伊藤六段が桂馬を戦場に跳ね上げ、いざ開戦へ。。
そのまま攻め合いとなり、終盤戦へ突入しますが
終盤戦は伊藤六段が圧倒、厳しい寄せで後手玉を仕留め上げ
永瀬王座は為す術なく、無念の投了を告げました。。
午後9時49分。
タイトルホルダー相手に見事な完勝を飾った
伊藤六段が自身初のタイトル挑戦へ見晴らし良好
力強く白星発進を決めました。。