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【 投了図・88手目△4八銀 】
投了図での持ち駒
▲木村九段: 金、歩2
△三浦九段: 歩
今週は順位戦ウィークの将棋界
木曜日(15日)に行われたB級1組の開幕戦・一斉対局には
今期より「鬼の棲みか」へ復帰を果たした木村一基九段が登場。
東京・将棋会館にて、三浦弘行九段と対戦しました。
結果は、上図88手までで後手・三浦九段が勝利。
木村九段は復帰戦を白星で飾ることは出来ませんでした。。
戦型は「横歩取り」
自ら角交換を仕掛け、手にした角をすぐに活用した
三浦九段が大駒を拠点に据え、中盤の攻防をリードしますが
木村九段は機をみて8筋から踏み込み、終盤戦の幕が開きます。
しかし、8筋から攻勢強める木村九段に対して
三浦九段は懐深い受けで相手の攻め手を遅らせてから
反転速攻、5筋から敵陣へと襲い掛かり一気の寄せに入ると
先手玉に逃げ場なく、木村九段は無念の投了となりました。。
終局時刻は午後10時56分。
うるさい実力者との激戦を制した三浦九段が
A級復帰へ幸先良く、白星スタートを切りました。。