本日は第71期王座戦・本戦/1回戦「渡辺名人-澤田七段は対抗形」 | 柔らかい手~個人的将棋ブログ

本日は第71期王座戦・本戦/1回戦「渡辺名人-澤田七段は対抗形」

第70期王座戦中継サイト

第71期挑戦者決定トーナメント表

 

本日の将棋界には注目の渡辺明名人が登場。

第71期王座戦の挑戦者決定トーナメント/1回戦を

東京・将棋会館にて、澤田真吾七段と戦います。。

 

渡辺名人の今期ここまでの成績は10戦4勝6敗。

天敵・藤井聡太竜王の挑戦を受ける第81期名人戦は

ここまで4局を消化し、1勝3敗とカド番に立たされ

もう後のない第5局の開幕を31日に控えます。。

 

対します、澤田七段の今期ここまでの成績は3戦1勝2敗。

今期開幕戦で杉本昌隆八段に勝利し王座戦・本戦進出を果たすも

現在は2連敗中と気勢は上がらず、栄えある名人との対戦となった

本局は1ヵ月ぶりの公式戦となり、おのずと気合が入ります。。

 

気になる両者の対戦成績は

ここまで2戦して、澤田七段が2連勝。。

本局は実に6年ぶりの顔合わせとなりました。

 

【 開始直後、戦型選択 】

 

振り駒の結果、本局の先手は渡辺名人に決定。

互いに角道を開く出だしから、3手目に澤田七段が飛車先を突くと

澤田七段は自らの角道を止めて、振り飛車投入を示唆します。。

 

そこから序盤の駆け引きの末に

後手が居飛車を選択するパターンをみられますが、本局は

16手目に飛車に手をかけ4筋へと振り、「四間飛車」を投入。。

戦型は「対抗形」となりました。。

 

【 難解な駒組みから、後手の仕掛け 】

 

互いに間合いを計りながら、じっくりと駒組みは進行。。

双方、玉の「入城」を果たしたところで、まずは澤田七段が

中央5筋の歩を突き合わせ、軽く仕掛けを開始します。。