第72回NHK杯/準々決勝「広瀬八段、完勝でベスト4進出」
【 投了図・107手目▲5四角 】
投了図での持ち駒
▲広瀬八段: 銀、歩2
△糸谷八段: 金2、銀、歩4
王将戦/第5局の決着をみた昨日、放送されました
大詰めを迎えるNHK杯将棋トーナメントの準々決勝
注目の「広瀬章人八段-糸谷哲郎八段」の一戦は
上図107手までで、先手・広瀬八段が勝利。
29手目▲3四歩。
上図での持ち駒
▲広瀬八段: 角
△糸谷八段: 角、歩
糸谷八段のひと手間かけた「一手損角換わり」に対し
広瀬八段が駒組みの完成を待たずに速攻を仕掛ける
力戦模様でいざ開戦となりました。。
【 投了図・107手目▲5四角 】
投了図での持ち駒
▲広瀬八段: 銀、歩2
△糸谷八段: 金2、銀、歩4
中盤以降は広瀬八段が圧倒。。
3筋を拠点に切れ味鋭く畳みかけ後手陣を切り崩し
糸谷八段に反撃の暇を与えず寄せへと入ります。。
先手の手厚く厳しい寄せの前に
糸谷八段は見せ場を作れず、上図の局面をみて
無念の投了を告げました。。
見事な完勝を飾った広瀬八段はベスト4進出。
決勝進出を懸け、次戦で佐々木勇気七段と対戦します。。