第８期叡王戦・本戦/１回戦「三浦九段、逆転勝利で２回戦進出」
【 投了図・１１０手目△６八角 】
投了図での持ち駒
▲梶浦七段： 金、桂２、歩２
△三浦九段： 金、桂、歩２
昨日の将棋界では第８期叡王戦の本戦/１回戦で
「三浦弘行九段－梶浦宏孝七段」の好カードが実現。。
結果は、上図１１０手までで先手・三浦九段が勝利。。
４３手目▲４五桂。
上図での持ち駒
▲梶浦七段： 角
△三浦九段： 角
戦型は「角換わり相腰掛銀」
先に手堅く玉の「入城」を果たした梶浦七段は
後手が銀を５筋の戦場へ繰り出した（４２手目△５四銀）
次の瞬間、桂馬を跳ね上げ仕掛けを開始します。。
７９手目▲４三角。
上図での持ち駒
▲梶浦七段： 歩
△三浦九段： 角、歩３
仕掛けが決まった形で梶浦七段の手が伸び
中盤戦は先手が攻防の主導権を握り、終盤戦へと突入。。
三浦九段の鋭い反撃にも動じず、強気の攻めで踏み込み
梶浦七段は勝負を決めに出ますが。。
【 投了図・１１０手目△６八角 】
投了図での持ち駒
▲梶浦七段： 金、桂２、歩２
△三浦九段： 金、桂、歩２
終盤戦を制したのは、三浦九段。。
先手の寄せを的確に凌ぎながら先手玉を仕留め上げ
上図の局面で梶浦七段を投了へと追い込みました。。
終局時刻は午後４時３４分。
鮮やかな逆転勝利を飾った三浦九段が
爽やかに、２回戦進出を決めました。。
