本日、第72期ALSOK杯王将戦7番勝負開幕。。
初防衛を目指す藤井聡太王将に
通算100期目のタイトル獲得を狙う羽生善治九段が挑戦する
夢の顔合わせが実現した第72期ALSOK杯王将戦7番勝負。
将棋界に新年の訪れを告げる伝統の番勝負が
いよいよ本日、静岡県掛川市「掛川城 二の丸茶室」にて
大きな注目の中、開幕の時を迎えました。。
藤井王将の今期ここまでの成績は
42戦35勝7敗(.833)。順位戦はA級で5勝1敗。
2022年は公式戦6連勝でフィニッシュ。王将戦と並行して
2月には渡辺明棋王に挑戦する棋王戦を控えます。。
対します、羽生九段の今期ここまでの成績は
38戦25勝13敗(.658)。順位戦はB級1組で4勝5敗。
2022年は充実の内容で公式戦3連勝でフィニッシュ。
万全の状態で運命の番勝負に挑みます。。
気になる両者の対戦成績は
ここまで8戦して、藤井王将が7勝1敗と大きくリード。
羽生九段にとってはまずは連敗を止めて流れを変えたい
大事な開幕戦となりました。。
【 第1局・一日目開始直後 】
振り駒で決まる開幕戦の手番で
幸先よく先手を得たのは、藤井王将でした。。
初手で飛車先を突いた藤井王将に対して
羽生九段は2手目に角道を開き対局はスタート。。
定跡手順の進行から羽生九段が仕掛ける形で
戦型は「一手損角換わり」となりました。。