第30期銀河戦/2回戦「盟友下し、豊島九段が準決勝進出」
【 投了図・116手目△1五香 】
投了図での持ち駒
▲糸谷八段: 角2、金3、銀、歩6
△豊島九段: 歩
昨日は盟友にしてライバルの稲葉陽八段と対戦し
「千日手・指し直し」の激闘の末、見事勝利を飾った
豊島将之九段は、火曜日(13日)に放送されました
第30期銀河戦の2回戦に登場。。
稲葉八段と同じく、奨励会在籍の頃より切磋琢磨し
ともにタイトルを獲得、A級を張るトップ棋士となった
盟友にしてライバルの糸谷哲郎八段と対戦しました。。
結果は、上図・116手までで
豊島九段が勝利、堂々のベスト4進出を決めました。
23手目▲2六角。
上図での持ち駒
▲糸谷八段: 歩
△豊島九段: なし
戦型は「角換わり」
両者は駒組みの完成を待つことなく
居玉のまま手持ちの角を戦場へと投入すると。。
25手目▲6三角成。
上図での持ち駒
▲糸谷八段: 歩
△豊島九段: なし
後手は8筋に、先手は6筋にそれぞれ
敵陣へ角を成り込み、乱戦模様でいざ開戦へ。。
92手目△5七歩成。
上図での持ち駒
▲糸谷八段: 角、金、銀、歩5
△豊島九段: 金、歩
中盤は迫力のあるねじり合いが展開されましたが
次第に後手が押し込み、最後は明快な寄せに入ります。。
【 投了図・116手目△1五香 】
投了図での持ち駒
▲糸谷八段: 角2、金3、銀、歩6
△豊島九段: 歩
糸谷八段の粘りも形勢には響かず、形作りが精一杯。。
上図でついに万策尽き果て、無念の投了を告げました。。
ライバル相手に快勝を飾った
豊島九段は準決勝で藤井聡太竜王と対戦。。
こちらも実に楽しみであります。。