2年ぶりの黄金カード。。本日は第72期王将戦挑戦者決定リーグ/4回戦「渡辺名人-羽生九段」 | 柔らかい手~個人的将棋ブログ

2年ぶりの黄金カード。。本日は第72期王将戦挑戦者決定リーグ/4回戦「渡辺名人-羽生九段」

第71期王将戦特集ページ

第72期挑戦者決定リーグ対戦表

 

昨日行われました

第72期王将戦挑戦者決定リーグ/4回戦

注目の「永瀬拓矢王座-豊島将之九段」は

135手までで、先手・永瀬王座が勝利。

 

 

戦型は「角換わり相腰掛銀」

王座戦のリベンジを許さず、見事快勝を飾った

永瀬王座がリーグ戦成績を2勝1敗としました。。

一方、敗れた豊島九段は1勝1敗に。。

 

さて、本日も王将戦リーグは行われ

待望の黄金カードが久しぶりに実現します。。

 

<第72期王将戦挑戦者決定リーグ/4回戦>

 

渡辺明名人-羽生善治九段

 

 

 

リーグ戦ここまで唯一の無敗で

優勝争いの単独トップに立つ、注目の羽生九段が登場。

かつての天敵・渡辺名人との4回戦に臨みます。。

 

羽生九段の今期ここまでの成績は

22戦14勝8敗(.636)。順位戦はB級1組で2勝4敗。

王将リーグは開幕3連勝中。。

 

順位戦は現在4連敗中と苦戦を強いられますが

本戦/ベスト4に勝ち残る棋王戦と合わせ、年明けに控えます

二つのタイトル戦出場へ見晴らし良好。リーグ中盤の急所となる

本局に勝利し、独走態勢への足場を固めるべく気合が入ります。

 

対します、渡辺名人の今期ここまでの成績は

19戦11勝8敗(.579)。王将リーグは1勝2敗。

本局を落とすと残留争いに取り込まれるだけに

名人にとっても負けられない一戦に。。

 

2年連続で斎藤慎太郎八段の挑戦を受けた

春の名人戦は4勝1敗で制し、貫禄の3連覇達成

年明けには棋王戦の防衛戦を控えます。。

 

気になる両者の対戦成績は

ここまで79戦して、羽生九段が41勝38敗とリード。

 

タイトル戦を舞台に歴史的名勝負を繰り広げてきた

両雄ですが、ここ数年は顔を合わせる機会も激減し

本局が実に2年ぶりの対戦。それだけに腕がなり、また

ファンにとっても楽しみな一戦となりました。。