大一番。。第71期王将戦7番勝負/第4局開幕「先手は渡辺名人、戦型は矢倉模様へ」
4連覇を目指す渡辺明王将に
充実の神童・藤井聡太竜王が挑戦する
第71期王将戦7番勝負。
ここまで3局を消化し、藤井竜王が圧巻の3連勝。
タイトル奪取、史上最年少での五冠達成へ王手を掛けて
迎えた注目の大一番/第4局が本日より、東京都立川市
「SORANO HOTEL」にて、運命の幕を開きます。
渡辺王将の今期ここまでの成績は35戦19勝16敗(.543)。
春の名人戦は若き挑戦者・斎藤慎太郎八段を相手に貫禄を示し
見事初防衛を達成するも、前期のリベンジを期した続く棋聖戦は
藤井棋聖に返り討ちに合い、屈辱のストレート負けで奪還ならず。。
現在は王将戦と平行して永瀬拓矢王座の挑戦を受ける
棋王戦の番勝負を戦い、6日に行われた開幕戦を勝利で飾り
10連覇へ向け幸先の良いスタートを切り、カド番でもう後のない
本日の大一番へ弾みをつけました。。
対します、藤井竜王の今期ここまでの成績は
62戦50勝12敗(.806)。順位戦はB級1組で9勝2敗。
来月9日にA級昇格をかけた最終戦を控えます。。
今期は渡辺王将の挑戦を退け棋聖位の防衛を果たすと
豊島将之九段の挑戦を受けた王位戦、立場を入替え挑戦した
叡王戦と竜王戦を圧巻の内容で制し、史上最年少での四冠を達成。。
王将戦も開幕怒涛の3連勝で問答無用の王手をかけます。。
気になる両者の対戦成績は
ここまで13戦して、藤井竜王が11勝2敗と大きくリード。
初手合いから3連敗を喫した後も連勝はなく連敗を重ねる
渡辺王将にとっては天敵相手に苦しい戦いが続きます。。
本局の先手は背水の陣で必勝を期す渡辺王将。
大一番の戦型は将棋の看板戦法「矢倉」となりました。。
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