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本日、第６２期王位戦７番勝負/第４局開幕「先手は豊島竜王、戦型は相掛かり」
初防衛を目指す藤井聡太王位に
棋界のエース・豊島将之竜王が挑戦する
第６２期王位戦７番勝負。
ここまで３局を消化し、藤井王位が２勝１敗とリード。
シリーズの大きな山場となる注目の第４局が、本日より
大雨の影響で当初予定の佐賀県から対局場を変更して
西の聖地・関西将棋会館にて運命の幕を開きます。。
藤井王位の今期ここまでの成績は
２５戦２１勝４敗（．８４０）。順位戦はＢ級１組で３勝１敗。
渡辺明名人を圧倒し棋聖位防衛を達成した
神童は現在、王位戦と平行して叡王戦に挑戦中で
こちらも２勝１敗とリードし、竜王戦も決勝戦三番勝負でも
開幕戦を制し、高いレベルで圧倒的な存在感を示します。。
対します、豊島竜王の今期ここまでの成績は
１５戦８勝７敗（．５３３）。順位戦はＡ級で１勝１敗。
立場を入れ替え藤井王位の挑戦を受ける叡王戦では
カド番に立たされ、苦しい夏の陣となりました。。
１０手目△５二玉。
上図での持ち駒
▲豊島竜王： なし
△藤井王位： なし
気になる両者の対戦成績は
ここまで１３戦して、豊島竜王が８勝５敗とリード。
初手合いから怒涛の６連勝と神童を圧倒しましたが
このところは逆に藤井王位が５勝２敗と押し込みます。
第４局の先手は豊島竜王。
互いに飛車先を突く出だしから定跡手順の進行で
戦型は「相掛かり」となりました。。