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【 投了図・138手目△7七「と」金 】
投了図での持ち駒
▲佐々木七段: 角、金2、桂、歩5
△佐藤九段: 銀、歩2
大詰めを迎えた第69期王座戦の二次予選は
先週の金曜日(26日)に最後の決勝戦が行われ
注目の「佐藤康光九段-佐々木勇気七段」が実現。。
結果は、上図138手までで佐藤九段が勝利。
7手目▲7七角成。
上図での持ち駒
▲佐々木七段: 角
△佐藤九段: なし
序盤の駆け引きの末
先手から手損のない角交換が敢行される
珍しい出だしで攻防はスタートすると。。
42手目△2五桂。
上図での持ち駒
▲佐々木七段: 角
△佐藤九段: 角、歩
角交換成立直後に
飛車を2筋へと振り、「向かい飛車」に構えた
佐藤九段は玉を手堅く「穴熊」に納めてから
飛車先へ桂馬を放り込み、仕掛けを開始。。
飛車でタダの桂馬を捕獲し、駒得となった
佐々木七段は機敏に馬を作って(53手目▲8五角成)
主導権を握り、後手の「穴熊」攻略を目指しますが。。
【 投了図・138手目△7七「と」金 】
投了図での持ち駒
▲佐々木七段: 角、金2、桂、歩5
△佐藤九段: 銀、歩2
秀英の猛攻に対しても
鉄壁の堅さを誇る「佐藤穴熊」はビクともせず。。
堅さにものをいわせて反撃に出た佐藤九段は
逆に不安定な先手玉を厳しく追い詰めます。。
7筋に駒柱完成間近となった、上図の局面をみて
玉を必死に端へ逃がした佐々木七段はついに力尽き
無念の投了を告げました。。
作戦が功を奏し、見事完勝を飾った
佐藤九段は堂々の本戦出場を決めました。。