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勝勢にて投了？。。第７９期Ａ級順位戦/６回戦「プロの読み合い、豊島竜王が大きな白星」
【 投了図・１２８手目△６五歩 】
投了図での持ち駒
▲羽生九段： 歩５
△豊島竜王： 金
昨日行われました
第７９期Ａ級順位戦最大の注目カード
「豊島将之竜王－羽生善治九段」の６回戦は
上図１２８手までで、豊島竜王が勝利。。
８７手目▲２三桂成。
上図での持ち駒
▲羽生九段： 角、金、歩２
△豊島竜王： 角、歩２
戦型は「横歩取り」
夕食休憩明けの攻防で、細かく手をつなぎ
先手玉へと鋭く迫った豊島竜王の猛攻を凌ぎ
羽生九段は攻め足も早く反撃を開始。。
上図の局面辺りでは、すでに
後手が掴んだ形勢の針は先手へと大きく傾き
羽生九段逆転との声が将棋界隈に響きましたが。。
【 投了図・１２８手目△６五歩 】
投了図での持ち駒
▲羽生九段： 歩５
△豊島竜王： 金
羽生九段の厳しい寄せをくぐり抜け
豊島竜王も必死の反撃で食い下がります
最終盤戦は難解な攻め合いとなりましたが
羽生九段優勢の見解は変わらず。。
ところが、豊島竜王が手番を渡し
優勢から勝勢へと変わったかに思われた
上図の局面で、何と羽生九段はいきなり投了。。
どこかで形勢を悲観していたのか。。
大きな動揺が走る中、Ａ級の急所は思わぬ形で
衝撃の幕切れを迎えました。。
終局時刻は午前０時４４分。
劣勢から勝利をものにした豊島竜王は４勝２敗となり
優勝戦線へ辛くも踏みとどまる大きな大きな白星に。。
一方、痛恨の黒星を喫した羽生九段は
２勝４敗となり、こちらは残留争いに取り込まれ
クリスマス決戦は不穏な後味を残しました。。
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