ameblo.jp
盛り沢山。。本日は第６８期王座戦決勝Ｔ/２回戦「渡辺三冠－行方九段は急戦矢倉」
清麗戦/第１局にAbemaＴＶトーナメントと盛り沢山の
本日、土曜日の将棋界には注目の渡辺明三冠も登場。
過密日程の中、王座戦挑戦者決定トーナメントの２回戦を
東京・将棋会館にて、行方尚史九段と戦います。。
２手目△８四歩。
上図での持ち駒
▲渡辺三冠： なし
△行方九段： なし
本局の先手は渡辺三冠。
その初手は角道を開く▲７六歩から。
対します、行方九段は２手目に飛車先を突く
△８四歩と返し、対局はスタート。。
早々と居飛車を明示し
戦型の選択権を先手に委ねた後手に対して
渡辺三冠の意向が明かされる、次の３手目は。。
３手目▲６八銀。
上図での持ち駒
▲渡辺三冠： なし
△行方九段： なし
渡辺三冠は３手目▲６八銀として
居飛車の看板戦法「矢倉」を指向しました。。
１９手目▲３七桂。
上図での持ち駒
▲渡辺三冠： なし
△行方九段： なし
渡辺三冠は居玉のまま飛車先を決めると
早々と開いた飛車のコビンに桂馬を跳躍させて
急戦投入を示唆しながら駒組みを進めます。。
この手をみて、行方九段も
同じく飛車のコビンを開いてから（２０手目△７三歩）
飛車先を決め、先手の動きに呼応します。。
（２２手目△８五歩）
２７手目▲６六角。
上図での持ち駒
▲渡辺三冠： なし
△行方九段： なし
さらに
行方九段は角を引いて活用を目指と（２６手目△３一角）
上図で渡辺三冠が銀を戦場へと繰り出したのをみて。。
２８手目△８六歩。
上図での持ち駒
▲渡辺三冠： なし
△行方九段： なし
行方九段は飛車と角のラインが重なる
８筋の歩を突き合わせ、仕掛けを開始します。。
３３手目▲４五歩。
上図での持ち駒
▲渡辺三冠： なし
△行方九段： なし
しかし
以下、▲同歩～△同角の進行で歩交換が成立すると
渡辺三冠は８筋を穏便におさめてから（３１手目▲８七歩）
４筋の歩を突き合わせ、すかさず反撃に転じました。。
行方九段は同歩とは応じず、△７三桂と力を溜めて
以下、▲４四歩～△３五歩～▲２六飛～△３六歩～
▲同飛に△８六歩～▲同歩～△８七歩～▲７七角～
△８六角～▲同角～下図４６手目△同飛と進行。。
４６手目△８六飛。
上図での持ち駒
▲渡辺三冠： 角、歩３
△行方九段： 角、歩
行方九段は再び８筋から食いつき
角交換からいざ、開戦となりました。。
ここで手番の渡辺三冠は、次に
▲７七銀（４７手目）で後手の飛車を追うと。。
４９手目▲７ニ角。
上図での持ち駒
▲渡辺三冠： 歩３
△行方九段： 角、歩
敵陣の急所へ手持ちの角を打ち込み
抜け目なく、ポイントを稼ぎに行きます。。
５６手目△２七角。
上図での持ち駒
▲渡辺三冠： 歩３
△行方九段： 歩
敵陣を見出し、馬の拠点を作った渡辺三冠に対し
行方九段も先手の飛車に引っ掛けて角を打ち込み
反撃に出ますが。。
６３手目▲４六銀。
上図での持ち駒
▲渡辺三冠： 歩３
△行方九段： 歩２
後手は文字通り、後手を踏んだ印象は拭えず
現局面では、渡辺三冠が形勢を確実にリードし
夜戦に備えて夕食休憩突入となりました。。
リアルタイム観戦が難しい方にも、安心快適
何度でも始めから再生可能で、他のコンテンツも充実
無料トライアルもたっぷりの「ABEMAプレミアム」にて
超早指しの激闘をご堪能ください☆
将棋界の動きが一目が分かる専門誌
「将棋世界」の最新号・８月号が絶賛発売中☆
