終盤で突き放し。。第61期王位戦挑戦者決定リーグ・白組/1回戦「藤井七段、羽生九段を撃破」
【 投了図・113手目▲3四角 】
投了図での持ち駒
▲藤井七段: 金、歩
△羽生九段: 角、銀2、桂、歩7
本日行なわれました、黄金カード
第61期王位戦挑戦者決定リーグ・白組/1回戦
大注目の「羽生善治九段-藤井聡太七段」は
上図113手までで、先手・藤井七段が勝利。
99手目▲5六銀。
上図での持ち駒
▲藤井七段: 金
△羽生九段: 角2、銀、桂、歩8
戦型は「角換わり相腰掛銀」の最新形。。
中盤までは難解な押し引きが続きましたが
しかし、藤井七段が後手の飛車を標的として
攻撃のリズムを整え、主導権を掴みます。。
106手目△6四角。
上図での持ち駒
▲藤井七段: 飛、角、歩
△羽生九段: 角、銀2、桂、歩8
追い込まれた羽生九段は銀との交換で
自ら飛車を切ってから玉を早逃げさせて
勝利への執念を燃やしますが。。
【 投了図・113手目▲3四角 】
投了図での持ち駒
▲藤井七段: 金、歩
△羽生九段: 角、銀2、桂、歩7
大差の終盤戦にさすがの羽生九段も打つ手なし。。
藤井七段が角を放り込んだ、上図の局面をみて
羽生九段は無念の投了を告げました。。
対羽生九段戦負けなしの3連勝を飾った
藤井七段は自身初のタイトル挑戦権獲得へ向けて
幸先良く、リーグ戦白星発進を決めました。。
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