初参戦で快進撃。。第４５期棋王戦・本戦/準決勝「本田四段、堂々の決勝戦進出」
【 投了図・８４手目△６五同銀 】
投了図での持ち駒
▲丸山九段： 角、金、銀、歩４
△本田四段： 飛、角
昨日行なわれました
第４５期棋王戦挑戦者決定トーナメント/準決勝
注目の「丸山忠久九段－本田奎四段」の一戦は
上図８４手までで、後手・本田四段が勝利。
２６手目△４五歩。
上図での持ち駒
▲丸山九段： 角
△本田四段： 角
戦型は正調の「角換わり」
先手は「早繰り銀」に、後手は「腰掛銀」にそれぞれ
形を決めると、丸山九段が３筋から仕掛けますが（２５手目▲３五歩）
本田四段はすかさず４筋から反発し、早くも戦いの幕が開くと。。
５０手目△７七角成。
上図での持ち駒
▲丸山九段： 角２、歩４
△本田四段： 銀、歩２
現代将棋界が誇る「角換わり」のスペシャリスト・丸山九段を
昨年の１０月付けでプロとなったばりの２２歳のニューカマー
本田四段が圧倒し、一方的に盤上を支配します。。
【 投了図・８４手目△６五同銀 】
投了図での持ち駒
▲丸山九段： 角、金、銀、歩４
△本田四段： 飛、角
最後は丸山九段の意地を反撃を悠々捌いた
本田四段が上図で会心の勝利を飾りました。。
初参戦の棋王戦で予選から快進撃を続ける
本田四段は堂々の本戦/決勝戦進出が決定。。
それにしても見事な勝ちっぷりでした。
先に決勝進出を決めた広瀬章人竜王と
決勝三番勝負進出をかけて対戦します。
一方敗れた丸山九段は敗者復活戦に回り
裏街道からの挑戦権獲得を狙います。。
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ついに大器覚醒。。
決戦の舞台は福島
