第32期竜王戦7番勝負/第1局「終局直後」
【 投了図・173手目▲2六玉 】
投了図での持ち駒
▲豊島名人: 飛、角2、金、銀、歩5
△広瀬竜王: 飛、桂、香、歩4
昨日、決着をみました
注目の第32期竜王戦7番勝負/第1局は
上図173手までで、先手・豊島名人が勝利。
終局時刻は午後7時55分。
形勢が二転、三転する壮絶なねじり合いを見事制し
豊島名人が大事な開幕戦で白星発進を決めました。
【 終局直後 】
豊島名人
――本局の感想。
1日目で失敗したと思いました。
▲2四桂(65手目)が空振りになって
そのあと、さえなかったかなと。
65手目▲2四桂。
上図での持ち駒
▲豊島名人: なし
△広瀬竜王: 角、桂、歩
途中で好転したと感じたのですが
最後はかなり危ないので詰まされても
仕方ないかなと思いました。
159手目▲4八玉。
上図での持ち駒
▲豊島名人: 飛、角、歩5
△広瀬竜王: 角、銀、香、歩3
――では、勝ちが見えたのは最後のほう。
そうですね。
125手目▲7四金。
(この辺りから先手が形勢逆転か。。)
上図での持ち駒
▲豊島名人: 歩4
△広瀬竜王: 金、銀、歩2
――台風の中での対局だった。
でも集中して指せました。
――第2局に向けて。
一局一局がんばりたいと思います。
広瀬竜王
――本局の感想。
封じ手のあたりは
後手番としては主張のある展開にはできたと思います。
ただ、そのあとの攻めで成果が上がらず、いつの間にか
自信のない展開になってしまいました。
76手目△4ニ銀。
(この局面で豊島名人が封じ手)
上図での持ち駒
▲豊島名人: なし
△広瀬竜王: 角、桂、歩
――第2局に向けて。
シリーズは始まったばかりなので、次もがんばります。
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竜王戦/第1局・一日目の所感。。
いざ、頂上決戦へ
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