いよいよ佳境へ。。本日は第68期王将戦挑戦者決定リーグ/6回戦「広瀬八段-中村七段」
将棋界に新年の訪れを告げる伝統のタイトル
第68期王将戦の出場権を懸けて争われている
挑戦者決定リーグはいよいよ最終コーナーへ。。
現在、首位に立つのは
3勝1敗で並ぶ糸谷哲郎八段と広瀬章人八段。
本日は単独トップを目指し、広瀬八段が登場します。。
<第68期王将戦挑戦者決定リーグ/6回戦>
広瀬章人八段-中村太地七段
対するは、王座失冠からの出直しを図る中村七段。
激戦必至、実に楽しみな好カードがここで実現しました。
広瀬八段の今期ここまでの成績は
32戦24勝8敗(.750)。順位戦はA級で3勝1敗。
現在、第31期竜王戦で羽生善治竜王に挑戦中で
開幕連敗スタートの後、第3局で待望の初勝利を飾り
今後の巻き返しへ気勢を上げたばかり。。
王将戦の挑戦権争いとともに、竜王戦へ向けても
さらに勢いをつけるべく、本局へ気合が入ります。
一方、中村七段の今期ここまでの成績は
22戦12勝10敗(.545)。順位戦はB級2組で開幕5連勝中。
王将戦挑決リーグは1勝3敗と苦しい星取りに。。
初防衛を目指した王座戦は開幕2連敗からの2連勝と
底力を存分にみせつけカド番を跳ね返しましたが、しかし
最終戦に敗れ、無念のタイトル失冠となった中村七段。
それでも、ハイレベルで手に汗握る名勝負を連発した
斎藤慎太郎新王座との番勝負は感動とともに高い評価を得て
今後の活躍への期待と声援はますます高まるばかり。
まずは本日、同世代のライバルとの一戦を制し
番勝負後初白星を飾り、再出発の第一歩とするべく
中村七段も気合が入ります。
気になる両者の対戦成績は
ここまで4戦して、広瀬八段が3勝1敗とリード。
リーグ後半戦のゆくえとともに、将棋界の今後を占う
注目カードを、ぜひご堪能ください。
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大山名人、縁の女流タイトル戦も開幕。。
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竜王戦/第3局終局直後の感想。。
竜王戦/第3局・一日目の所感。。
舞台は「鹿島神宮」
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王座戦に決着。。
決戦の舞台は山梨