第76期A級順位戦/8回戦「久保王将、同率首位浮上」
【 投了図・114手目△3四角 】
投了図での持ち駒
▲広瀬八段: 飛、金、銀、香、歩
△久保王将: 桂2、歩5
昨日行なわれました
注目の第76期A級順位戦/8回戦
「久保利明王将-広瀬章人八段」の一戦は
上図114手までで、後手・久保王将が勝利。
30手目△7七角成。
上図での持ち駒
▲広瀬八段: なし
△久保王将: 角
年明けに7日(日)に豊島将之八段の挑戦を受ける
第67期王将戦7番勝負の開幕戦を控える久保王将は
後手番で「四間飛車」を投入し、「穴熊」に玉を納めます。
一方の広瀬八段は居飛車で「穴熊」を目指す展開に。。
水面下で駆け引きを繰り広げながら駒組みは進行し
互いに9筋の端歩を突き合って迎えた上図の局面で
久保王将は角交換を敢行しました。。
77手目▲8一角成。
上図での持ち駒
▲広瀬八段: 金、桂、香、歩
△久保王将: 桂、歩4
盤上を広く使った攻防戦の最中
両者は巧みに自陣を整え。堅く「穴熊」を完成しますが
上図で広瀬八段は桂馬との交換で角切りの強襲を決断。。
攻め合いを求め、勝負に出ます。。
【 投了図・114手目△3四角 】
投了図での持ち駒
▲広瀬八段: 飛、金、銀、香、歩
△久保王将: 桂2、歩5
しかし、久保王将は決め手を与えず「穴熊」を堅守。
先手の攻勢を凌ぎながら的確に広瀬穴熊」を切り崩すと
上図の局面をみて、広瀬八段は無念の投了を告げました。
終局時刻は午前0時25分。
熱戦を制した久保王将は順位戦3連勝で5勝2敗とし
ついに、首位の豊島八段と同星で並びました。。
一方、敗れた広瀬八段は3勝4敗と黒星先行。
年内最後の順位戦で、最高峰・A級の優勝争い、残留争い
ともにますます混戦模様を深めます。。
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女流将棋界の大一番に決着。。
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AbemaTVのお正月特番は華やかに
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日本記者クラブで会見
永世七冠達成の興奮はさめず。。
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前人未到空前絶後の偉業達成!
竜王戦/第5局・一日目の所感。。
世紀の決戦、舞台は鹿児島。。
将棋の代名詞・羽生棋聖の現在地
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前哨戦の先に見据えるものは。。
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羽生棋聖、悲願の竜王奪取に王手!
竜王戦/第4局終局直後の感想
竜王戦/第4局・一日目の所感。。
第4局の舞台は新潟