第３０期竜王戦７番勝負/第４局・二日目「渡辺竜王の封じ手▲２四歩から」
通算１２期目の防衛を目指す渡辺明竜王に
「永世七冠」達成が懸かる羽生善治棋聖が挑戦する
将棋界「冬の本場所」第３０期竜王戦７番勝負。
ここまで３局を消化し、羽生棋聖が２勝１敗とリード。
シリーズも折り返しとなる正念場の第３局が、昨日より
新潟県三条市「嵐渓荘」にて開幕の時を迎えました。
第３局の先手は渡辺竜王。
その初手は角道を開く▲７六歩から。
対します、羽生棋聖は２手目に飛車先を突く
△８四歩と返して、対局はスタート。。
３手目▲６八銀。
上図での持ち駒
▲渡辺竜王： なし
△羽生棋聖： なし
早々と居飛車を明示した羽生棋聖に対し
渡辺竜王は３手目▲６八銀とし「矢倉」を指向します。。
２８手目△７五歩。
上図での持ち駒
▲渡辺竜王： なし
△羽生棋聖： なし
飛車先を決めて「早囲い」調に駒組みを進める
渡辺竜王に対して、羽生棋聖は囲いもそこそこに
上図で７筋の歩を突き合わせ、仕掛けを開始。。
【 一日目終了図・４０手目△６四角 】
上図での持ち駒
▲渡辺竜王： 歩３
△羽生棋聖： 歩３
一日目は上図４０手目まで進行。
羽生棋聖が６筋に角を迫り出し歩を交換した局面で
渡辺竜王が次の手を封じて、指し掛けとなりました。。
一夜が明けて
迎えた本日、決着の二日目。。
４１手目▲２四歩。
上図での持ち駒
▲渡辺竜王： 歩３
△羽生棋聖： 歩３
渡辺竜王の「封じ手」は▲２四歩。
本命は６筋に顔を出した後手の角を叩く
▲６五歩と思われましたが、強く飛車先から
仕掛ける意思を示し、二日目はスタートしました。。
□□□
竜王戦/第４局・一日目の所感。。
決戦の舞台は新潟
□□□
王将戦挑決リーグに決着。。
□□□
□□□
棋王戦挑戦権争いも大詰め。。
□□□
独走か、それとも。。
□□□
「PONANZA」引退。。
