大一番。。本日は第30期竜王戦挑戦者決定三番勝負/第2局
【 投了図・87手目▲7七桂 】
投了図での持ち駒
▲豊島八段: 桂、香、歩
△藤井四段: 銀、歩
昨日行なわれました大注目カード
第43期棋王戦挑戦者決定トーナメント/2回戦
「豊島将之八段-藤井聡太四段」の一戦は
87手までで、先手・豊島八段が勝利。
豊島八段の先手で迎えた指し直し局の戦型は
両者得意の「角換わり相腰掛銀」。
開戦後、積極的に仕掛けた藤井四段ですが
豊島八段は攻守に全く隙のない磐石の指し回しの前に
為す術なく、初のA級棋士との対戦は完敗に終わりました。
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さて、本日の将棋界では
「冬の本場所」第30期竜王戦の出場権をかけた
挑戦者決定三番勝負「羽生善治三冠-松尾歩八段」の
大一番/第2局が行なわれます。
羽生三冠の今期ここまでの成績は
21戦13勝8敗(.619)。順位戦はA級で2勝1敗。
保持する3つのタイトルのうち、棋聖戦は防衛に成功。
現在開催中の王位戦は菅井竜也七段の前に1勝3敗。。
カド番に立たされ、苦しい展開となりました。。
三番勝負は開幕戦を制し、前人未到の大記録
「永世七冠」達成に残された最後の関門にして難関
竜王挑戦に王手をかけて迎える本局。。
過密日程の夏の終わりの大一番へ
将棋の代名詞・羽生三冠の気合が入ります。。
対します、松尾八段の今期ここまでの成績は
16戦7勝9敗(.438)。順位戦はB級1組で1勝2敗。
決勝トーナメントに先がけて行なわれた
ランキング戦では最高峰・1組の決勝で羽生三冠を破り
見事優勝を飾った松尾八段ですが、ここにきての公式戦
4連敗中と調子は下降気味。。
しかし、自身初のタイトル挑戦がかかる大勝負で
カド番に立たされもう後のない本局では意地と誇りに懸け
簡単に引くわけにはいきません。。
気になる両者の対戦成績は
ここまで6戦して、羽生三冠の4勝2敗。
対局開始は午前10時。
羽生三冠が連勝で挑戦権を獲得するのか
松尾八段が踏ん張り、最終戦へとつなぐのか。。
注目の決戦をぜひ、お見逃しなく。。
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運命のNHK杯は9月3日
神童・藤井四段、15歳の夏は。。
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羽生三冠、藤井四段を語る
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開幕戦は辛勝も
悲願の竜王挑戦へ王手。。
「冬の本場所」竜王戦へ。。
決勝三番勝負がいよいよ開幕。
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藤井四段激戦譜(炎の七番勝負など)