第34回将棋日本シリーズ「決勝は羽生三冠-久保九段」
【 投了図・110手目△9七銀 】
投了図での持ち駒
▲丸山九段: 角2、歩6
△久保九段: 歩2
昨日、大阪にて行われました
第34回将棋日本シリーズ/準決勝
「久保利明九段-丸山忠久九段」の一戦は、上図110手までで
後手・久保九段が勝利。
24手目△4五歩。
上図での持ち駒
▲丸山九段: 歩
△久保九段: 歩
初手から▲2六歩~△3四歩~▲7六歩~△3五歩~と
石田流の出だしをみせた久保九段ですが、飛車の居場所は
3筋ではなく4筋。角交換を拒否しつつ、美濃囲いに玉をおさめてから
戦闘開始。。
難解な中盤戦を経て終盤戦に入ると
久保九段が9筋に居た丸山玉の頭上に銀をズバッと投下し
地元・大阪でカッコ良い白星を飾りました。
この結果
11月10日(日)に東京ビッグサイトにて行われる決勝戦は
昨年に続き2年連続で「羽生善治三冠-久保利明九段」に決定。
連覇を目指す 久保九段に
昨年3連覇を阻止された羽生三冠がリベンジを果たすことが出来るか
実に楽しいな顔合わせとなりました。