光速のヴィジョン
昨日
深浦王位と木村八段が岐阜で
指し直しの激闘を繰りひろげていた頃。。
東京は将棋会館では
第22期竜王戦決勝トーナメントがおこなわれ
注目の豊島将之五段が登場しました!
豊島五段といえば
今後の将棋界を担うべき逸材グループ
「関西若手四天王」の内の一人。
今回の竜王戦では
まず予選5組で優勝し決勝トーナメントへ。
すでにトーナメント初戦で
同じく四天王に数えられる稲葉陽四段を破っています。
そして
次なる相手は。。
4組での戦いを振り返ると
どの将棋も私らしさ、「序盤のエジソン」の新構想を
出せたのが勝因だと思っています。
(中略)
訳あっていまいちばん戦い、そして
どうしても負かしたい相手が「渡辺竜王」です。
将棋世界8月号より
4組優勝 田中寅彦九段
ぬお~~~!
た、田中先生ではありませんか!?
相変わらずの寅彦節は健在のようですね☆
田中先生は今期密かに絶好調(?)
ここまで5勝1敗の成績を残されています。
対する豊島五段はここまで13勝2敗。
素晴らしい成績ではありますが、まだまだ初動の段階。
上位陣、そしてタイトルホルダークラスを食って
グングン、グングン伸びていく姿をみせて欲しいですね!
田中九段 51歳
豊島五段 19歳!
この戦い
期待せざるを得ませんでした。
が
(18手目。後手豊島五段は美濃囲い。田中九段は舟囲い。)
(23手目。ここでお昼休憩。
田中九段はとろろせいろそばを注文。豊島五段は注文せず)
(45手目。角を取り合って夕食に。
田中九段は冷やし中華。豊島五段は山かけそば。)
(63手目。先手・田中九段必死の受けも後手の方が。。)
(74手目。豊島五段が飛車を捕獲)
(94手目。え?!田中先生の方がいいかもの声)
(100手目。やっぱり豊島五段の方が。。)
と紆余曲折ありまして
結果、142手までで豊島五段が勝利しました!
(本局の棋譜は竜王戦中継サイト で
みることが出来ます。).
僕らの世代にとって
子供の頃、将棋界で憧れのスターと言えば
光速流
谷川浩司九段をおいて他にはいません。
同じ関西ということもあり(豊島五段は愛知県のご出身ですが)
その谷川九段の系譜を継ぐ棋士として豊島五段に注目し、応援しています!
21歳で名人になった谷川九段。
ならば、その才能が開花するのが
今すぐ、であってもおかしくはないはず。
トーナメント
、次なるお相手は
7月23日 松尾歩七段。
期待して、その時を待っています。