《自転車日記》BD-1レストア記 その5(フロントブレーキ交換&リアディレーラーケーブル交換)
《自転車日記》BD-1レストア記 その5
15年物の名車BD-1(現birdy)を分解清掃・修理・オーバーホールして乗るよって記事「その5」だよ!!
いよいよレストアも佳境に入って来まして、ラストスパートで行きたいと思います(^^)v
作業をしながらワクワクして、ブログに記事を起しながらドキドキが甦って、一粒で二度楽しんでます。
唯、残念ながら、この頃段々と老眼が進んで参りまして、撮った写真がボケてる事が多くて・・・
大丈夫と思って撮ったものの、使えない写真が沢山あって、写真選びが難航して居ります(笑)。
しかし、自転車をバラして掃除して組み直すだけなんですが、こんなにも楽しいとは思いもよりませんでした



今回の記事で、オーバーホールは終了しまして、次回は最後の仕上げをして完成披露の予定です。
新しいサドルを購入したので、それに付け替えて、いざ走り出したいと思います♪
その後で、より一層素晴らしい走りを実現する為のチューンアップパーツを取り付けていきます



それに、折角綺麗に成ったので、久々に自転車を折り畳んで輪行にも出掛けてみようと思って居ます。
まだまだ寒い日が続くのですが、春を待ってられません(笑)。
そんなこんなで、今回の作業の一番の肝で、一番の難所をやっつけていきたいと思います!!
不良個所のチェック
今回のオーバーホールで一番の課題は、リアの変速が9速ある筈が、3速しか使えないと言う部分の修理でした。その原因は、ナント!機械的な故障ではなく、このワイヤーがひん曲がって居ると言うだけの話でした(笑)。多分、自転車が転倒した際に折れ曲がってしまったんだと思いますが、お蔭でそこら中を修理交換して軽快に走れる様に成ったので怪我の功名です。走行中の異音の原因も、このガイドプーリーだと分かり、注油したらキュルキュルした音がピタッと止まりました(^^)v
ハンドル周りを外して行く!!
故障個所の特定が出来て、ケーブル1本変えたら済む話だったのですが、折角部品を揃えてしまったので、そこは容赦なくサクッとバラして行きます。チョッと勿体無い思いもありますが、一度試してみたかったブレーキとシフトの両方を一本のレバーで可能なデュアルコントロールレバーへの交換なので、グレードアップした使い心地が楽しみです!!
ケーブル下拵え
仕事は段取りが9割とよく言われますが、何事も下準備が大切です。ケーブルをワイヤーカッターと呼ばれる工具でカットするのですが、どうしても潰れてしまったりバリが出来るので、ヤスリで削って穴を広げて於きます。その後、エンドキャップを付けて於きます。神経質な「O型」言うと誰も信じてくれないのですが、こう言う細かい所にも手を抜かない性格です(笑)。
リアディレーラーケーブル内蔵
1本目は、フレーム後ろ側から
フレーム前方へ
2本目は、リヤエンドを通過させます
最後はディレーラーに固定して終了
今回の作業の一番苦労したのが、このケーブルをフレームに内蔵する作業です。通常のフレーム内蔵タイプは、インナーワイヤーのみを通せばいいのですが、このBD-1は折り畳み自転車の為でしょうか?アウターの太いケーブル事内蔵して行かねば成りません。先程作ったケーブルを上から下、下から上と知恵の輪を組み立てる如く順番を組み立てて、最終的にインナーワイヤーを通して、今一度反対側からアウターケーブルを被せてディレーラーにワイヤーを固定して完了です。
フロントブレーキケーブル交換
フロントフォーク上部から・・・
フロントフォークエンドへ抜きます!!
最後に、インナーケーブル挿入
フロントブレーキもケーブルをフォークの中に半分内蔵していきます。アレコレと試行錯誤の末、使わなくなった細いワイヤーを先に通して、それを太ワイヤーに固定して導線として利用する方法に辿り着きました。アウターケーブルは、Vブレーキの方から通して、インナーケーブルはシフターの方から通して太鼓を固定して、こちら側の作業は終了です。
フロントブレーキシュー交換
完成!!
フロントもリヤ同様にブレーキシューが交換できるタイプのものに交換します。この手のタイプは、進行方向の指定があるので左右を確認して交換していきます。ブレーキシューの位置決めが出来たら、しっかりとワイヤーを張って固定します。そして、左右の開きに違いがある場合は、バネに付いたボルトを回して調整して作業完了です。これで、走る事は可能に成りました。この後、最後の仕上げをして、いよいよ走り出したいと思います。どんな走りに成ったのか?お楽しみに(^^)v
長々とお付き合いありがとうございます!!次回、感動の完成披露です…so-kei♪