IT業界のキャリアパスはご存知だろうか?
と言うより、そもそもキャリアパスについて考えてた事があるだろうか?

今回はそんなキャリアパスと言う概念についての良し悪しを考えていこうと思う。

まず、IT業界でキャリアパスと言うと良く出されるのが

PG(プログラマー)

SE(システムエンジニア)

PL(プロジェクトリーダー)

PM(プロジェクトマネージャー)

となる。
皆さんは、このキャリアパスについて疑問をもった事がないだろうか?

私は幾つもある。

1.プログラマーとしてのキャリアパスは?
プログラマーはある意味極める事が最も困難な職種であり、現在人手不足と言われている。
そのプログラマーのキャリアパスを用意しないのだろうか?
このようなキャリアパスを用意することによって、自分で物事を考えない経営者はプログラマーを重宝しなくなってしまうのではないだろうか?
本来優秀なプログラマーを潰している気がしてたまらない。

2.みんなマネージャーになれるのか?
マネージャーは基本的に一つのプロジェクトに一人しか要らない。
そんなマネージャーを最高峰に置いてしまうことによって弊害は出ないのだろうか?
例えば、優れたプログラマーは他の人の何倍もの仕事をこなす。
そのような人の育成の妨げになるのではないだろうか?

また、PGとマネージャーは仕事の質が明らかに違う。
このギャップをこのキャリアパスで埋めることが出来るのだろうか?
(マネージャーがPGを経験しておく事にはもちろん賛成です。)

3.キャリア毎に必要なスキルが違う
このキャリアパスで一貫しているのは扱う技術と言う点だけではないだろうか?
そもそも、SEとはどのような位置付けなのだろうか?

人を纏めて管理する能力(リーダー)とマネジメントする能力は明らかに異質だ。
また、設計を書く能力(SE)と人を束ねるスキルも異質である。
これだけ一貫性がないにも関わらず、このモデルを一つのキャリアパスとし決めてしまうのは少々横暴ではないだろうか?


キャリアパス自体が悪いとは言わない。
目標を植え付けた方が、人はやりやすい。
ただし、

必ずこのキャリアパスでなければならない!

と言う風習にはついていけないものがある。
私は転職活動をする際にこのキャリアパスに随分振り回されたものである。


そして、マネージャーを募集しているにも関わらず、これでマネジメント力を計っているのですか?と言う面談が多かった。
言ってしまうと、このキャリアパスは机上の理論になりつつあるのだ。


確か、トム・デマルコが言っていたと思う。

「マネジメントは勉強して身に付けることは出来ない。」

と。
果たしてそれを計る事は出来るのだろうか?
(定かでは無いので、誤っていたらご指摘願います。)


※やはり、もう少し実務で役に立つキャリアパスを提示すべきだろう。
例えば、PGならばプログラムスペシャリストのような枠が合った方が良いのではないだろうか?