

性描写 ほぼなし
教育 ★★★
【★は5段階評価です】
おすすめとしては
小学校高学年くらいですかね
時代は昭和初期
社会の授業ではあまりスポットの
当たらない激動の昭和という時代に
存在していた女中という職業
「女中」
かつては日本女性の一大職業であり、
日常の中にその姿はありました
この一文からマンガは始まります
主人公は14歳の野中ハナ
翻訳家の蓮見令子の女中として
働く日々を描いた物語です
【一部背表紙より抜粋】
全体的に絵は見易く、
当時の生活様式や生活用品について
細かく描かれているので
ストーリーを読み進めながら
当時の文化を学べます
ハナちゃんは意思の強さが目力に
現れていて、読んでいる僕らも
つい応援してあげたくなります
子どもたちからすれば年齢が
そんなに変わらない同世代の子の
奮闘ぶりを目の当たりにして、
何かを考えるきっかけになるかも
しれませんよね
ちなみにわが家の娘も読んで
いるのですが「昔って大変だね」
の一言で終わっていました
まぁ、そんなもんでしょう
それでも不便な時代があったことを
知らないよりは知っている方が
今後の彼女にとって何らかの
影響があるのかなと思っています
話と話のあいだにはコラムがあり
当時をより詳細に紹介してくれていて
面白いですよね
僕はこのコラムで
マネキンガールという職業があったのを
知りました
現在でいうファッションモデルと
販売員を兼ねた職業らしいです
【コラムより抜粋】
このマンガは優しい世界線で
ストーリーが展開しているので
安心して子どもに提供することが
できますよ
親世代でも楽しめるので
是非とも親子で楽しんでみて下さい
ではまた