「百里の道も九十九里を半ばとする」
これは私が受験生だった頃、
1つ年上のバイト先の友人が
年賀状に書いてくれた言葉です。
そのことは今でも覚えています。
芥川龍之介が晩年、月刊誌「文藝春秋」に連載した
「侏儒(しゅじゅ)の言葉」で書いた教訓です。
受験みたいに明確なゴールがある場合、
何事も終わりの方に困難が待ち受けているから
最後まで気を緩めるな、という教訓です。
百里の道も一足(ひとあし)から
と故事もあります。
遠い所へ行くにもまず一歩からはじまる。
大きな物事をするにも初めの第一歩が
大事であるということ。
千里の行も一歩から。
ビジネス、起業するというのは
どうなのでしょうか?
そもそもビジネスにゴールはあるのか?
もちろんゴールの明確なビジネスも
あると思います。
でもほとんどが、
年商1億円を目標にして、それを達成したら
5億、10億、100億と
ゴールを遠くに設定し直します。
起業における中間点
それは「1」です。
0から1
何もないところから何かを作る
「無」から「有」
これが結構難しい。
1から100
できたものを大きく育てる
これももちろん困難が伴います。
100から100
つまり維持する。
決して簡単ではありません。
人には得て不得手というものがあります。
0から1が得意な人
NHKの朝ドラ「マッサン」のモデル
竹鶴政孝さんはまさにこれ。
今年ノーベル物理学賞を受賞した
赤崎勇氏、天野浩氏もこちらでしょう。
1から100
2人が発明した青色LEDを製品化した
中村修二氏はこちらじゃないかな。
100から100
多くの「優秀」といわれるビジネスマンは
こちらが多い。
起業家は0から1をしなければならない
お金があれば、
既存のビジネスを買収して
1から100、100から100でも稼げるが、
そんな資産家1%にも満たない。
だから0から1
固定観念、一般常識があったら創れない。
一番の邪魔者は自分の中にいる。
