中国の暖房(暖気 ヌアンチー)が今日から入ります | 湘南オヤジのブログ

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中国東北部では当たり前の暖房、暖気(ヌアンチー)が今日11月5日から来年4月5日まで入ります!
ヌアンチーというのは上海から北の地域の暖房装置のことなのです!
部屋の中をお湯の通ったパイプで温める訳です
ヲヤヂの部屋はメゾネットなので下の階と上の階に一つづつあります
暖房用のお湯ですが、市や区が有料で提供しているのです。
お湯が流れる日は事前に知らされます
このお湯は街のあちらこちらにある工場で作られます
石炭や天然ガスを燃やしてお湯を作り、街中の地下にパイフが張り巡らされ、家やマンション、ビル全体にお湯を供給しています!
10月頃に暖房期間のお湯代を市に前払いします
1平米✕の計算になりますので、広い家はどんどん高額になります
床暖房などが有る家は、床にもパイプが通っていることになるので更に高額になります
「払わない」「払えない」などを防ぐために、その人のせいでマンション全体にお湯を流さないなどの処置が取られるそうで、必ず払わなければ、他の家に暖気が通らず、トラブルになりそこに住んでいられなくなります
ヲヤヂの滞在先は賃貸で借りているのですが、契約の時に 「ヌアンチー代は家主持ち」という契約を結んでいますなので払う必要がありません
ヌアンチーがある地域で賃貸契約を結ぶ場合には大変重要な項目です
払うとなれば、期間4~5000元くらいです大変高額です!
暖房器具はストーブ、ファンヒーターなどは一般的ではなく(火災の原因となるので、法律で禁止だそうです)
ヌアンチーは空き部屋、あるいは、空き店舗などの場合でもビルやマンション全体をお湯が通るため、使われていなくても自然に暖まるので、所有者は「ヌアンチー代」を市に払う必要があります
中国東北部の冬は極寒です
ヲヤヂの住む大連は、冬はマイナス15度まで気温が下がります・・・
更に内陸に行けば、瀋陽、長春、ハルビンの順にもっともっと寒くなり、マイナス30度以下という生存可能ギリギリの都市も多くあります・・・
ヌアンチーがなければ、室内で凍死するレベルですね
てへぺろ

寒くて長い冬が始まります・・・