小田原系坦々麺はまぜまぜと酢で美味になる!?【中華 四川】 | 湘南ダック ~神奈川・東京 ランチグルメ~

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小田原 上大井に有名な坦々麺の店があると聞く。

【中華 四川】

近くまで来たので立ち寄ってみよう。

 

小田原市街から国道255号線を北上し右側に曲がる。

続くのは田んぼ道。大丈夫なのかなぁ。こんなところに店があるの?

 

 

THE・田舎の踏切を越え 県道に入る。

ど~んと「タンタン麺 四川」の大きな看板。

→方向には 三角屋根のピンクのペンション風の建物。

前の駐車場は満杯。外のベンチに あふれる人人人。

佐野ラーメン「日向屋」に行ったときと同じような光景。

でも あちらよりも ずっと辺鄙な場所。すごい人気なのですね。

 

午前11時半。待合室兼用の狭い入口。

壁に貼られた順番表に名前を記帳。10組20人待ち。

開店して30分。表を見れば すでに50人は入ってる。

と言うことは 1時間で100人ぐらいの回転率。

家族連れが少ない平日だから あまり待つことはなさそう。

予想どおり 15分ぐらいで店員さんに呼ばれます。

 

昔からのロードサイドレストラン。

広くない店内に4人がけ長テーブルが2つずつつながれ 3本積み込まれる。

24人収容可能。順番に席に案内。当然相席です。

 

壁に貼られたメニューを見る。メインは坦々麺(900円)のみ。

辛さは A:甘口  B:一般向け C:辛口 特別辛口の4種類。

店員さんに尋ねる。一般向けはあまり辛くないとのこと。

了解。辛口を注文。待つこと5分。坦々麺も出てくるのが早い。

 

 

あんかけのようなトロミのある汁に 茹でたばかりの麺がぽんと載せられたビジュアル。

けっして見栄えは良くない。汁を麺にからませて食べてみる。

茹でたての麺の力が強くて味が薄い。全然おいしくない。

 

すると 隣の男性二人組の会話が聞こえてくる。

「麺をよくまぜないとおいしくないんだよな」 えっ隣を見ると コネコネしている最中。

なるほど。まぜまぜ コネコネに集中する。

続いて 逆隣の夫婦を見ると レンゲに汁を取り その上に麺をひたしながら食べている。

 

まぜまぜした麺を 汁を掬ったレンゲに浸しながら いただく。

おっしゃー 今度はどうだ。

あっ うまい。麺に充分スープが染みこむ。

たっぷりの挽肉と 刻みザーサイが存在感を際立たせる。

辛さは唐辛子でなく豆板醤から。ほのかなニンニクの香り。最初と味が全然違う。

 

「お酢を入れると うまいんだよな」また隣からの話し声。逆隣の奥さんは大量に酢を投入中。

酢を入れてみる。味が一気にマイルドに変わる。

まるで平塚のソウルフード ラオシャン タンメンと同じ流れ。

残ったスープが 麺の水分が広がり ちょうどいい按配。

美味しくて 最後まですすってしまう。隣は当然のごとく替え玉注文。

 

会計時に 壁を見ると 鍋持参なら持ち帰りOKとの張り紙。昭和の豆腐屋さんですね。

カップ麺もレトルトもある守備範囲の広さ。

個性豊かな坦々麺。人気の高さも納得です。

 

中華 四川担々麺 / 上大井駅
昼総合点★★★☆☆ 3.9