藤沢駅北口。遊行通り商店街。
天気の良い土曜お昼。人はまばら。シャッターが下りた店舗が目立つ。
遊行ロータリーへ続く新しい道が出来たのが影響してるらしい。
その中で唯一満員の店。半世紀近く続いてるカレーショップです。
シュクリア
ガラスドアを開ければ カウンター10席だけの小さな店。
空いている席に案内され 水が出てきて順番に注文を聞いていく。
メニューの表書きにカレー10数種類。
選んだのは目玉焼きカレー シングル(700円)
メニューの裏書きには 0~70まである辛さの調整の説明。
3が「辛い(市販の辛口くらい」 5が「特に辛い」 少し上の7で頼みます。
カウンター内には おじさん店員が二人。
ビーフ ポーク チキンの3つのルーポットに分かれてる。
客は20代の男性が多い。外ではいつの間にか列ができてる。
さほど待つことなく 出てくるカレー。フォルムは衝撃的。
たっぷりのルーの中に うす高く積まれたライス。上には目玉焼きが帽子のように載ってる。
ご飯の存在感 半端ない。
普通盛のライスは500グラム 中盛(100円増し)で750グラム 大盛(200円増し)で1キロ。
腹をすかせた若者が集まるわけです。
お相撲さんじゃないんだから・・・個人的には普通のままで充分。それでも500グラム!
ご飯一杯は150グラム 吉野家の牛丼 並 260グラム 大盛 320グラム。
食べられるのでしょうか?
具無しのカレールーは家庭カレーの究極形。
よく煮込んで寝かして まろやかさを引き出している。
辛さはさほどでもない。インドカレー店の中辛レベル。
隣の人が30倍を注文していたが 全然行けそう。もっと辛くして置けばよかった。
ご飯は少し固め 甘みがしっかりある。
ルーを加えると ちょうど食べやすい仕上がり。
予想以上においしく パクパク 食が進む。
唯一の具である目玉焼きを投入。黄身を混ぜるとさらにまろやかになっていく。
量が多くて無理かなと思いましたが 全然大丈夫。
辛さがあるので 苦労することなく完食。中盛でもいけましたね。
さすが 藤沢のソウルフード。量だけでなく味もなかなかのものです。


