海のアーセンプレイスが閉店したのが2年前の9月。
そして昨年7月 山のアーセンプレイスとしてオープン。
初訪問です。
アーセンプレイス 子安の里
秋谷海岸から湘南国際村を上る坂の途中。
ドッグラン？テント？ハンモック？
子安の里に造られたアーセンプレイスはお店と言う概念が吹き飛びます。
「こどもたちが山に登り わんこたちがお庭を走り 仲間と眺める自然があり
鳥がさえずり みんなの声を聞きながら 自家製焙煎珈琲を味わう」がコンセプト。
美しい里山が残り 季節の花が楽しめる観光スポットとしても知られる子安の里。
広い敷地で唯一の建物は焙煎工房のタイニーハウス。
自家製の焙煎珈琲豆が販売され 各種フードやドリンクメニューが用意される。
タイニーハウスとは直訳すると「小さな家」。コンセプトは「豊かで小さな暮らし」
子安の湧き水で入れた 湧水ハンドドリップコーヒー（550円）を注文。
女性店員さんからは 入ったらお持ちしますから 席を選んでおいてくださいとのこと。
ピクニックガーデン ドックガーデン テント ハンモック・・・
仕事道具を持った身としては どこに位置すれば目障りにならないか悩む。
選んだのは テント近くのテーブル席。ＰＣをすぐ開いてしまうのは 悪い癖。
メールに目を通し 仕事に没頭。
甘い香りをほんのり漂わせた珈琲が運ばれてくる。
コクはしっかりあるが上品な酸味でまろやかな口当たり。自分好みのタイプ。
ドッグガーデンでは 犬を遊ばせる家族連れの姿。
近くのテーブル席では 顔なじみらしい老年の夫婦2組が語らう。
ＰＣを閉じ 目を閉じる。里山の風が通り過ぎていく。
4月の風はまだ幾ばくかの冷たさも残すが 緑の香りと珈琲の香りが混ざりあい運ばれていく。
体に溜まった凝りが溶けていく気分。こういう時間も大切なのかな。
海から山に変わっても アーセンプレイスは 豊かな気持ちを もたらしてくれます。
アーセンプレイス 子安の里 （カフェ / 横須賀市その他）
昼総合点★★★☆☆ 3.9